2009年7月21日

リニア長野通過

中央リニアのルートで、長野県とJR東海の綱引きが続いているわけですが、まぁ貴重な観光資源としてリニアの駅を作りたいという長野県の気持ちも分からないじゃないけれど、やっぱり地域エゴというか無い物ねだりの感じがしますね。東海道新幹線の岐阜羽島駅が、当時の地元議員による鶴の一声で出来たのは有名な話だけど、それに近い物がありますよね、今回の話は。冗談だとは思うけれど、このまま長野がごねるようなら、山梨の試験線から少し南に進路を曲げて、長野県を迂回して静岡県を通過するようなルートも、可能性としてはあるみたいだけど、それが現実の物になったりして。この場合、静岡県内には駅は入らないかも。山の中を走るから、駅を作っても利用客はいないだろうしね。 長野県に鉄道が無いからリニアをというならまだ理解出来るけど、在来線はもとより長野新幹線なんて言うのも走っているわけで、それなのにさらにリニアのルートをわざわざ曲げてお金を掛けてリニアの駅をと言うのはどうだろう。時間的には僅か7分程度の超過となっているけれど、それは東京(品川)-名古屋ノンストップの場合で、それが捕まらなかった場合に各駅停車とか利用するような場合にはさらに時間が掛ることになるわけだし。待ち時間とか入れたら、一時間近くになる? となると、望みを使ったのとそれ程違いが無くなり、高速鉄道のメリットも小さくなりますしね。長野県には、是非大人の対応を見せて欲しいなぁ。こういう駄々っ子みたいな事を続けて実現しても、決して利益にはならないことは過去の歴史が証明してると思うんだけど。

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