日本でも、この
4月から青少年が有害サイトにアクセスすることを防ぐために、フィルターソフトをパソコンに搭載することが要求されていますが、
中国でも同様のソフト搭載が7月から義務化されます。日本の場合、基本的には青少年をポルノサイトや暴力系サイトへのアクセスを遮断する事が目的ですけど、中国の場合それ以上に「有害情報からの遮断」という目的がありますからね。その「有害」の定義が問題なわけですけど。
このソフト、すでに脆弱性が指摘されていたり、さらにはソフト自体が米国のソフトメーカーのものを盗用したという話も出ているみたいで、国内外で物議を醸し出しているし。なかなか前途多難というか、某国の場合裏の意図まで考えないといけないから大変ですね。
「情報」っていうのは、「空気」みたいなもので、結局密封したつもりでもどこかに隙間があって少しずつでも出入りしてくるもの。完全密封するには、相当の努力が必要ですからね。で、わずかでも空気の移動があれば、外の臭いや音も分かってくるし。こういう締め付けというか、上からの押さえつけは、いつか臨界点に達して反発する時が来るんじゃないだろうか。
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