2009年5月22日

マスク

国内での感染者も関西・関東で確認されて、これまで海外旅行する人だけだろうという、ある意味人ごと的な立場から、何となく身近な問題になりつつある新型インフルエンザ。予防用に全国でマスクが売り切れや品薄状態で、ちょっとしたパニックにもなっているようですね。先日の旅行の時にも、一応念のためと旅行日数+数日分のマスクを用意して出発したんですが、結局行きの飛行機の中では食事後酔っぱらって爆睡したためマスクを利用するチャンスが無く米国入国。で、米国国内では、とてもマスクなんかするような雰囲気でもなく、これも使わず。せめて、帰国便の中では一枚くらい使おうと思ったものの、肝心のマスクをキャリーバッグの中に入れて預けてしまったので機内で使えず。結局何も使わずに戻ってきてしまいました。正確に言うと、成田の検疫の時に貰ったマスクも未使用のまま帰宅したので、一枚増えている勘定になります。 マスクをすることで、インフルエンザのウィルス被害から守られるような意識が生まれてしまいますが、マスク自体にそんな効果は無くて、どちらかというと罹患した人が咳とかくしゃみでウィルスを含んだ唾液等飛沫飛散させないためにマスクをするべきとのこと。強いて言えば、周りでくしゃみとかされた時に、その飛沫が直接顔とか口の周りに付着することを避けることも出来るんだろうけど。そう言う意味では、新型ウィルスかどうかは別にして、何がした咳とかくしゃみの症状を持っている人がマスクをするようにガイドしないといけないんでしょうね。それでも、時々何かの拍子に出るくらいなら、ハンカチとかタオルを使って口を塞げば済むことだし。 うがいにしても、勿論やらないよりはやる方が良いとは思うけれど、大体ウィルスが粘膜に付着すると10分位で浸透してしまうそうな。となると、「やばい」と思って10分以内にうがいしないと効果はないわけだけど、それが分かるのか? それよりも、多分飴を舐めたりとかこまめに水分補給するようにして、ある程度のどを湿らせるような状態に維持する方が効果的なんじゃないか。そう言えば、「ガラガラガラ」と水を含んでうがいする行為、あれって日本人しか出来ないそうですけど、ほんとうだろうか。ああいったことは海外ではやらないんだろうか。そう言われてみれば、海外にいたときに見た記憶がないなぁ。マスクといいうがいといい、結構海外からは奇異な目で見られているようだけど、それは日本人の習慣なんだから別に信じてやれば良いだけだと思う。ただ、闇雲にマスクをすればいい、うがいをすればいいという事ではなくて、どういう趣旨でそれが必要なのか、あるいは過剰に反応しなくてもいいという理解はしないといけないと思うけれど。 今朝の新聞に、1957年以前に生まれた人には今回のウィルスの耐性あるみたいな記事があったけど、もしかしたら50年位前に実は流行していたのかも。いずれにしても、今年の冬のインフルエンザの流行る時期が心配なのは確か。やっぱり、ある程度体力とか付けておいて、軽い症状なら直ぐに回復する、運悪く発熱しても乗り切れるくらいの力は蓄えておかないと。その分、ちょっと両親とか心配だなぁ...

0 件のコメント:

コメントを投稿