2009年1月2日

指紋偽装

新年の新聞記事で驚いたのが、韓国人が青森空港から入国する時に偽造パスポートと偽造指紋を使って過去の強制退去の履歴を隠して入国に成功していたという話。結局、その後不法入国者として摘発されて強制国外退去となったようですが、同様の手口ですでに何名も違法入国している可能性が有るという話。パスポートの偽造という話は良く聞きますが、指紋が偽装出来るとは驚きました。しかも記事によると、肌色のテープのような物を貼り付けるだけという話ですし。成田空港の場合、入国審査の窓口に指をスキャンするセンサーが2台並んでいて、海外からの入国者は両手の人差し指を個々において指紋をスキャンされるんでしょうけど、センサーにしてもそれ程簡単な物のようには思えないんですよねぇ。どんなテープなんだろう。

先日ORD/BOSに言ったとき、エントリーはLAXだったんですが、ここは両手の10本全部の指紋が採取されました。こういう事件が続くと、日本でも早晩全部の指の指紋を要求されるようになるかもしれませんね。30年位前かな、自宅に泥棒が入ったことがあり、この時家族全員の指紋を採られました。そう言うこともあったし、またそれなりに海外に行ってもいるし、今のところある程度簡便で確実な個人特定方法としては指紋は有力だと思っているので、個人的には指紋を採られることに抵抗感はほとんどありません。日本人への成り済ましもあるだろうから、日本からの出国・入国時にスキャンしても良いくらい。それで、安全と平和が保たれるなら安いものです。

韓国人を狙い撃ちにする訳ではないけれど、これで地方空港と言えどもぐっと入国審査が厳しくなりそうですね。まぁ、彼の国だと「差別だ」と怒るのかもしれないけれど、身から出たサビというか(笑)。やっぱり、ビザ無しを止めて、渡航ビザを復活させる必要があるんじゃないでしょうか。まぁ、それで偽造入国が減るとは思えないけれど。

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