2008年11月6日

大統領選

USの大統領選、予想以上に票差(代理人差)がついてオバマ氏勝利となりましたね。後半になると、じわじわとオバマ氏が差を広げていて、最後はメディアも一緒になって"Change!"と後押ししていて感じ。一番の理由は、今年になって発生したサブプライム問題だとは思うけれど、まぁ8年も共和党政権が続けば、そろそろ交替かと思うのも2大政党制の常。

「若さ」のオバマ氏に対して、「古い」マケイン氏がペイリン氏を副大統領候補に指名したときには、「若さ」と「新鮮さ」両方を感じてかなり良い選択と思ったんですが、ちょっと期待はずれでしたね。もう少し経験を積んだ実力のある女性候補だったらあの時点からきっ抗していったと思うんだけど。

これで、来年1月の就任式までの約二ヶ月半、現政権のブッシュ氏は半分気楽に半分針のむしろの生活が始まるんですねぇ。それはそれで大変そう。新政権にしても、新しいスタッフの選出から、新政権の方針作りなど、時間が必要なのは事実だし、来年1月に就任したらすぐに全米2億人だけでなくある程度世界の平和と経済に責任を持つわけですからねぇ。まぁ、どちらも大変なのは変わりないか。

早速同じ民主党繋がりで、日本もチェンジをと日本の民主党も言っているらしいんだけど、都合の良いときだけ調子を合わせるのもどうかと思うんだけど。もっとも、USも日本も民主党が中国寄りというのは似ているのか。個人的には、USと違って二大政党制は日本ではまだ馴染まないと思うし、もし本当に今の政治システムの中で二大政党制を導入するとすれば、大統領に近いくらいのカリスマ性のある党首・首相がいないと、結局は見た目だけ「二大政党制」で何も変わらないと思うし。日本がチェンジするまえに、日本の民主党はあの寄り合い所帯を「チェンジ」しないと、今以上の支持は得られないと思うけどなぁ。

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