2008年9月13日

事故米

最初「事故米」と聞いたときに、凄いネーミングだなぁと思ったんですが、どんどん騒ぎは広がっていきますね。工業糊の原料と言われていたのに、そんな事実(事故米から糊を作る)は無いという話も出てきてるみたいだし。私も、最初お米から糊ときいて思い出したのが、障子の張り替えの時に使った事。昔はチューブに入った、同じような糊が文房具店とかで売られていたけれど、最近は見なくなったのにどういう用途があるんだろうと不思議だったんですよね。実は、もうお米から作る糊なんて廃れてしまって、結局再利用先として食用に暗黙のうちに回されていたのかも。 しかし、農水大臣は御難続きですね。まぁ、身から出たさびみたいなこともあるけれど、こんなことを言っているようじゃねぇ。対する野党も、判で押したように、退任だぁ罷免だぁと大合唱。本当に政権を取るつもりなら、あるいは二大政党制を誕生させるつもりなら、現与党では期待出来ない、現野党ならこういった対策・政策が実現できて解決出来るという事をちゃんと具体的に見せないと。結局は非難するだけで、何も解決策を示さないから信用できないんですよね。民主党の半分は、元与党、関係者な訳なんだから、年金問題にしてもその他の問題にしても、彼らにも責任があると言うことを認識して、与党には出来ない前向きな提案を聞きたいんだけど、なんか人ごとというか外野で騒いでいるだけという印象しか沸かない。 閑話休題。産業の種類にもよるかもしれないけれど、普通は故障していたとか問題があれば製造元に返品するんじゃないだろうか。それをそのまま受け取って国内に流しちゃうと言うのが信じられない。やっと今回から輸出国に戻すことを始めるらしいけれど、これもお米の輸入量を取りあえず達成しておけばいいという甘い考えからなんだろうなぁ。単に輸入米の問題じゃなくて、国内の農業政策も含めて考えないと、決して解決しない問題に感じます。

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