2008年9月4日

ドーピング

北京オリンピック5位だった男子ハンマー投げの室伏選手が、上位選手のドーピング失格で銅メダルに繰り上がるかもというニュース。またですかい(笑)。前回のアテネでは、金メダルの選手がドーピング違反で、結局室伏選手が金メダルを獲得したんだけど、でもなぁ、どうなんだろう、そういう風に繰り上がってのメダル獲得って。

バレーとかサッカーみたいな団体競技とか、体操のような採点競技、さらに個人種目でも相手と直接対決するようなテストとかレスリングみたいな、自分だけの力ではなく、チームメイトとか相手によって結果が左右される場合には、仮にドーピングして自分だけ強くなってもあまり意味はないのかもしれないけれど、陸上競技とか水泳のような個人対記録の戦いならば、例えばこの薬を使えば0.1秒早くなるとか1m遠くに飛ぶと思えばつい手が出るのかも。

私が高校生で陸上競技をやっていたのは、もう30年以上も前だけど、当時ですらもうドーピングはありましたからね。当時は、単純な興奮剤使用とか、血液ドーピングなんてのが出始めた頃だろうか。その後暫くしてからですよね、筋肉増強剤みたいな物が出始めて、文字通り「肉体改造」みたいな選手が出始めたのは。当時のメダル常連国だった、東ドイツとかソ連とか、社会主義国に多かった気がするけれど、アメリカなんかでもあったんだろうなぁ。

今は、まだ薬物を使って筋肉増強するレベルだけど、そのうち「遺伝子ドーピング」なんてのが登場して、カンガルーの遺伝子をドーピングして跳躍力を増強したり、チーターの遺伝子をドーピングして瞬発力を増したり、さらには鯨の遺伝子ドーピングで無呼吸で何百メートルも泳いだり。流石に蛙の遺伝子ドーピングで、指の間に鰭が出来たらまずいだろうなぁ、泳法違反で(いゃ、遺伝子ドーピング自体が反則だってば...)。

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