2008年7月18日

ユビキタスシティー

地元浜松市が「ユビキタス」とか「ユニバーサルデザイン」とか推進していると聞いて、結構意外というか驚いたんですが、こんなユビキタス推進協議会なんてのもスタートするらしい。まぁ、地元の話だし、自分も仕事で関係する分野の話だし、活性化に繋がればいいとは思うけれど、「浜松版シリコンバレー」ねぇ... そういゃ、昔「浜松テクノパーク」なんてのがあったと思うんだけど、どうなったんだろうか。浜松なんだから光産業をイメージして「フォトバレー」とか、情報産業をイメージして「インフォバレー」とか言う方がしっくりくると思うんですけどね。 「IT先進都市」を目指すなら、まず市内全域に無線LAN網を張り巡らしてくれないだろうか、サンフランシスコみたいに。もちろん、そういうファシリティーを先に準備するのか、取りあえずサービスをスタートさせて拡大していくのか、卵と鶏じゃないけれどどちらも重要だとは思うんですよね。でも、今のネットワークでは大概のサービスはいろいろな形ですでに実現されていて利用可能なわけです。例えばSNSにしてもBlogにしても電子決済にしても。サービスインフラは、少なくともベースはすでに存在して利用されている。問題なのは、そこにアクセスする手段が地方では限定されているということ。仕事で週に一回都内に出かけているわけですが、とにかくすぐにマックは見つかるし、私鉄や地下鉄の駅はあるし、喫茶店とかホテルに入れば無線LANを捕まえるとが出来ます。すぐにそれ規模というのは無理としても、まずは公共施設すべてに無線LANのAPをインストールするとか、西鹿島線の待合室のあるような駅にもインストールするとか、そういうインフラの充実が伴わないと、多分今回の話もプランだけ広がって限定的な地域でトライアルをしてお終いになりそうな気がします。 予想されている東海大地震対策として、情報経路の冗長化のためにも、ここはひとつ市内をくまなくカバーする「浜松ネット」、略称「浜ネット」を作らないかなぁ。なんか「浜納豆」みたいなネーミングだけど(爆!)

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