2008年6月22日
経年劣化
ここのところ古い家電製品の事故が発生して、リコールが起きたりしています。一般紙でも「10年が目安」と書かれていますが、逆に言えば「10年ももつの」という気持ちも。パソコンの場合、急激なOSのバージョンアップやCPUとかグラフィックの機能拡張が毎年のように起こるので、いやでも数年単位で置き換えないと継続しようできないような状態になっているけれど、それが良いのか悪いのか...
物理的な部分は、どんなものでも時間経過とともに変化・劣化するわけだから、必ずいつかは寿命はくるんだけど、一度使い出してしまうとその点はぽっかり抜けてしまいますよね。例えば照明器具なんかでも、蛍光灯とか電球は年末の大掃除で交換しても、その中のトランスとか配線なん点検する事はまずありませんし。昨年、自宅の照明器具を壁紙張り替えの時に一緒に変更したんですが、20年前に新築した時以来の交換だったからもうすごい状態に。今だと、照明器具を天井などに付けるときは各社共通のコンセントがついていて、そこに自由に照明器具を接続できるんですが、うちは直接配線されていて、その先に電球のソケットがぶら下がっている状態。いゃぁ、久しぶりにすごいものをみました。そのときにコンセントに変更してもらいましたが、宅内配線とか大丈夫だろうか。心配になります。
強制的に5年ごとに買い換えを実行させるとか言うことは無理としても、一年に一回ぐらいは「点検しましょう」とかいうキャンペーンが必要なのかも。車のように、定期点検みたいな事がもしかしたら必要なのかもしれないけれど、一家に一台とか数台程度の車に対して、家電製品の数はその10倍20倍それ以上? 手間とお金がかかりそう。でも、これをきっかけにちょっと自分の家電製品を確認してみないと。それはそれで、この記事の意味はあったのかも。
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