今日5月20日は、成田国際空港(当時は「新東京国際空港」)が1978年5月20日に開港して30周年の記念日。私が初めての海外出張で成田を利用したのは、1988年の10月だったかな。開港から10年が過ぎ、成田闘争はそこそこ落ち着いていましたが、空港敷地内に入るときには、リムジンバスから一度降りてパスポートチェックがあったので、びくびくしながら(いゃ、やましいことは無いんですが慣れないから)質問に答えた記憶があります。当時はまだ第一ターミナルの、確か南ウィングは工事中だったはず(第三ターミナルまでしか出来ていなかったかな)。そこに、JAL/ANAの国内組から、AA/UA/NW等の欧米組などの離発着を裁いていたんですからねぇ。
成田の場合、最初のボタンの掛け違いがその後の長く不毛な争いの歴史を作ったと思うんですが、そろそろそういうこともお互いに水に流して、どうしたら地元にメリットになるのか、どうしたら日本という国のためになるのか、さらに大きなグランドプランを考える時期だと思うんですけどね。羽田は新しい滑走路が出来てもパンクするのは目に見えているし、成田への需要は引き続き高いし。今は地方空港から韓国の仁川空港への便が充実していて、海外に出かけるのに地方から仁川経由で出発するパターンがだんだん多くなってきています。大韓航空とかアシアナ航空とか、安いチケットが入手出来るのも魅力。今はまだ「東京」という世界的なブランドを背景に成田への需要も多いけれど、そのうち北京とか上海とか仁川とかが日本人で溢れる時代が来るかも。
0 件のコメント:
コメントを投稿