前回のシカゴ入国では、複数の航空会社の到着と重なったせいか凄い混雑状況で、結局1時間近く掛かってやっと通過することが出来ました。今回はその時の教訓から、荷物も少なかったので「1STEP」という手荷物だけの入国者用ゲート利用することに。通路に沿って歩いて行くと、本来の入国審査ブースの並ぶ手前に一列、「1STEP」用の入り口があり、係員が暇そうに立っています。前回の時には10~20人位既に並んでいたのですが、今回は待ち行列はゼロ。ラッキーと重いながら、荷物はこれだけと言って通して貰うと、二つ背中合わせに並んだ入国審査のブースの奥側に女性係員が一人います。
そっちに行こうと歩き出すと、一寸待ってて、の一言。何だろうと思ったら、入国審査のスタンプが無いから持ってくると言います。一度外に出てきて、手前側のブースにスタンプが無いか確認しています。その時に本来の入国審査ブースの方から男性が歩いてきて、私の顔を見ると「Mr. xxxx? To Boston?」と聞いています。名前も行き先もあっているので「そうだけど」と言うと、どうも機内から出るときにアナウンスのあった、乗り継ぎ便の乗客のフォローをしている現地のスタッフさんのようです。預け入れ荷物は無いのと聞くので、キャリーバッグだけで、この1STEPを利用しようと思ってると、と言うと、女性審査官が「スタンプを忘れちゃったのよ」みたいな事を言って状況を説明してくれます。男性スタッフ氏も状況を理解したようで、乗り継ぎ時間もあるから大丈夫だよと言うと、どっと同じ便の乗客の集団が流れてきたので他の乗客のフォローのために離れて行きました。
暫く待つと息を切らせながら女性審査官が戻ってきて、「ご免なさいね」と言いながらパスポートチェックが始まります。直ぐに指紋のスキャンと顔写真の撮影をして終了。その後長い細い廊下みたいな所を通って出ると、そこはターミナル5の制限エリアの外でした。まぁ今回プチトラブルがあったけれど、やっぱり楽ですね。次回、またシカゴ経由で入国する場合には、この方法で通過したいと思います。
無事に今回も入国でき、ターミナル5から国内線のターミナル1へ向かいます。ここで一寸困ったのが、これから利用するORD-BOSの国内線のボーディングパス。実は成田でチェックインしたときに、NRT-ORD/ORD-BOSと2区画分印刷されて出てきたんですが、ANA便と一緒にチェックインして印刷したためか、「TSA Pre✔」のマークがボーディングパスにありません。これが無いと、Priority Laneは使えるけれど、パソコンを出したり、今回は荷物を機内持ち込みにしたので、ローションとかを出さないといけません。実は、NRT-ORDはANA便だからANAでチェックインするけれど、ORD-BOSはUA便なので、UAのアプリからチェックインしたり変更したり出来ると思っていました。所が、ANAの国際線と一緒にチェックインしたからでしょうか、UAのサイトには表示されず、ANA側にも表示されない状態に。まぁ急ぐ旅でも無いしと、TSA Pre✔の隣のPriority Laneに並んでセキュリティ検査の順番待ちをしたんですが、やっぱりTSA Pre✔は処理が早い。こちらの何倍ものスピードでどんどん通過していきます。結局私も15分位並んでやっと順番が来て無事にターミナル1の中に入る事が出来ました。
この後、乗り継ぎ便がコンコースCからだったので、コンコースCのUnited Clubに入り、サービスされているWi-FiにパソコンとiPhone4Sを繋いでデータの更新やメールチェックをしていると、何かの拍子にiPhone4Sに入れているUAのアプリに、次のORD-BOSのボーディングパスが表示されて、そこにはちゃんと「Pre TSA✔」のマークも表示されていました。もしかしたら、セキュリティに並ぶ前に、UAのKIOSKでボーディングパスを印刷し直したら、もしかしたらTSA Pre✔入りの物が出てきたのかもしれませんね。iPhone4Sに入れているUAのアプリでも良かったのかもしれませんが、間の悪いことに今回は日本を出るときにUSのAT&TのアカウントをActivationし忘れていて、この時点ではWi-Fiでしかアクセス出来ず、United Clubに入るまで使えなかったので分かりませんでした。この辺のタイミングが分かれば、次は都合良く使うんだけど...
ORD-BOSのUA012便は、15分遅れで出発。特に揺れとか無かったけれど、提供された機内食がANAの食事よりも美味しく感じたのは何故(笑)。でも、オニオンスープも胡椒がきいていて美味しかったし、チリビーンを巻いたラップも悪くなかっです。ほぼ定刻通りにBOSに到着。ホテルは空港直近のHiltonでしたが、UAが使っているターミナルBからだと遠いので、外に出てホテルへのシャトルバスを待っていると、5分程でシャトルが到着し、何とか日付が変わる前には部屋に入って一息つくことが出来ました。(続く...)
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