2011年11月6日

HND-OKA (2) - Premium Class

この日搭乗する沖縄便は、#66ゲートから出発。少し早めにラウンジを出て、第二ターミナル南側のゲートに移動します。前回の遠回りの時は、北側のゲートだったので、これで南北を制覇したことに(をぃ)。滅多に使わない羽田空港なので、少しぶらぶらしながら搭乗開始を待ちます。

40分ほど前に出発した沖縄便もそうだったんですが、どうもこの日は沖縄からの到着便が遅れていて、それに押されて折り返しのフライトも遅れ気味の様子。自分が搭乗するフライトも、10分ほど遅れてまずプリボーディングが始まりました。で、来るわ来るわ、子供連れの家族旅行者。普通のフライトだとせいぜい数組くらいしか子連れの優先搭乗なんて見ないけれど、この日は10組以上ありましたね。途中からPremium Classのゲートも開けて2列で入場させましたから。そのプリボーディングがやっと途切れたところで、Premium ClassとAMCの上級会員の優先搭乗が始まりました。
モバイルSkip(Edy)でチェックインして、機内に入ると昔のビジネスクラスを思わせるシートが並んでいます。UAやCOの同じクラス(国内線ファーストクラス)のシートと比較するのはANAに失礼かもしれないけれど、流石に日本の航空会社、座り心地はOKです。しかも、フットレストもついているのはポイント高いですね。シートピッチが50インチということで、狭いかなと思っていましたが、これも十分。ただ難点は、個人モニターが無くてプロジェクター方式なことでしょうか。UAで言えば、p.s.のビジネスクラスくらいの感じでしょうね。

ドアクローズが定刻よりも5分遅れ。プッシュッバックされて向きを変えると、タキシングで南(南東)に向かいます。第二ターミナル前のC滑走路を使うのかなと思っていたんですが、この時は着陸用に使われているらしく、さらに先を目指します。「をを、これは」と微かな期待に答えるように、どうも離陸には新設されたD滑走路を使う様子。機内にはガンカメラからの映像が流されていて、前方のガンカメラからの映像と、横の窓から見える光景の両方を首を振りながら眺めるのに忙しくて。いゃぁ、本当にD滑走路って海の中に杭を打ち込んでその上に作ってるんだと実感。
離陸後暫くは揺れたんですが、程なく気流も安定してミールサービスが始まります。このフライトでは、宮城県の「松島佐勘 松庵」のお弁当(匠味)でした。ご飯が半分お餅みたいな状態で残念だったけど、おかずの味付けは上品で白ワインとともに美味しくいただきました。

酔いも加わり、その後は殆どうつらうつらしながら沖縄へ。ちょっとビックリしたのは、着陸30分前から着陸準備に入り、電子機器のOFFは良いとして、CAさんもジャンプシートに座ってしまいます。随分早いなと思っている内に、那覇空港の滑走路がガンカメラに映ります。ビックリしたのは、ギアダウン下頃から急に機体を叩く雨の音がし出したことで、「あちゃー、沖縄は雨か」と落胆したんですが、どうも南国特有のシャワーだったみたいで、直ぐにその雨を通り過ぎ、タッチダウンする時には日がさしているくらい。丁度空港上空を通過した雨雲に入ったんでしょうね。那覇空港は日はさしていたけれど、エプロンは濡れたまま。そうそう、着陸してタキシング途中に、航空自衛隊の那覇基地の前を通るんですが、スクランブル待機用のハンガーとか、外に駐機しているF-15Jが見えたり、さらには対潜哨戒機のP-3Cが4機ずつ並んでいたり、なかなか楽しめる光景でした。ゲートインして外の空気に触れると、「暑い...」そう、丁度ハワイに到着した時のような空気感です。(続く...)

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