2011年1月31日

NRT-BOS-HNL (8) - ハワイ到着

搭乗口に到着すると、定刻通り優先搭乗が始まります。ちょっと驚いたのが、電動車いすに乗って優先搭乗するご高齢の人が5人くらいいたこと。しかも、80歳以上の高齢ということも一目で分かります。日本だと、ある程度年を取ると離発着の時に負荷が掛かる飛行機は敬遠する傾向にあると思うんですが、こちらでは「車、新幹線代わり」の飛行機だからでしょうか、乗る方もそれをサポートするUAのスタッフも、普通のことと淡々と処理する様子にはびっくりするし感心します。で、機内に入ってみると、その高齢の人の一人が私の後ろの席でした。この方、飛行中トイレに行くときも、CAの男性スタッフを呼び出して、その人の方を借りながら3秒かけて足一足分進むようなスピードでトイレに向かい、また戻ってきました。

機内に入ると2-2-2の配列なんですけど、なんか通路の幅が以前よりも狭い? よくよく考えたら、以前利用したHNL線はB777で、今回はB767なんですよね。だから、胴体が少し狭いのは仕方ない。で、機内に入って座っていると私の隣の席に男性が座ってきました。座りながら、まだお尻が椅子に届かないうちに「コニチハワ」と日本語でのご挨拶。一見、南米系の濃い顔立ちなんですが、ハワイ在住の人で、「トミタさん」という人と日本との間でビジネスをしているらしい。どうも、このトミタさんが関西在住の方のようで「お好み焼きがとっても美味しかった」と絶賛していて、「琵琶湖が綺麗」とか「京都にも行った」とか、120%の日本賛辞をいただきました。このままハワイまでずっとしゃべり続けるのはきついなと10分もしないうちに悟り、「まだ時差ぼけが残っていてきついのよ」という雰囲気を漂わせながら、うつらうつらするんですが、それでも中々話しが止まりません。そのうちに、離陸し始めたところで一度話が切れて、その後はなにやらMacBookを取り出して映画とか見だしてくれたので何とか難を逃れたんですが... 悪い人じゃないと思うんだけど、一つ困ったのがこの方の体臭がきついこと。久しぶりに体験しました、鼻が曲がりそうな臭い... 天井の風の吹き出し口を少し調整したり、アルコールを放り込んで鼻を鈍らせたり、寝ている体制を反対側したりと、努力して何とか耐えたんですが、いゃ久しぶりに体験しました。

そんなトラブル(?)はあったものの、定刻よりは20分位早くHNLに到着。むっとする空気に慣れなくて、ちょっと血圧が上がったかなと思いつつ、空港からワイキキを結んでいるシャトルバスに乗り込みホテルへ向かいました。ホテルに入って、ちょっと荷物の整理とかすると22:00前。ホテルの周りは賑やかな場所ですから、ちょっと小腹を満たすものを買いに外に出て、一息ついたところで明日に備えてベッドに入りました。(続く...)

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