2010年2月1日

NRT-PBI-NRT (7) - 初めてのUS Airways

この日のSFO行きは、全クラス満席。私の横には、香港からUSに向かう女性が座っていたんですが、香港からのフライトがキャンセルになり成田経由に振り返られたと言っていました。USの悪天候もあって、機材繰りとか問題が出てるんでしょうかね。出発前の機長のアナウンスでは、出発は30分遅れたが航路をショートカットするので10分か15分遅れ位に何とかする、みたいなことを言っています。是非お願いします。まぁ、搭乗してしまえば後はどたばた出来ませんからね。で、今回の旅行は最初は接続が良いORD経由で予定していたんですが、この時期雪や寒波の影響で北の方の空港はトラブル発生率が高くなります。結果的にこの日のORD便は3時間遅れでしたから、SFO経由にしたのは大正解でした。とは言っても、発券でどたばたしたりしましたから、すべて順調というわけでもないけれど。

この日、日本の上空を覆っていた雨空の影響からか、気流の安定空域に出るまで結構時間がかかり、ベルトのサインが消えるまで1時間くらい有ったでしょうか。そこからドリンクサービスが始まったけれど、最初のミールが出てくるまでもちょっと何時もより長かった感じです。だからというわけでは無いだろうけど、私の座っていた側はパンのサーブが無かった。反対側では配っていたのに。まぁ、私は別に食べないから良いけれど、実は到着前のサービスでも何故かこちら側にはパンのサービスが無かったし... 何だろう、経費削減のために「欲しい」と言わないとサーブしてくれないのか。で、この日は食事が終わり何時ものようにジャックダニエルを飲み始めたところで記憶が消えて、次に目が覚めたときには到着前のミールサービスが始まっていました。記憶はないんだけど、ちゃんとシートはフラットにしているし、そのあたりは本能でしたんだろうか。ただ、変にアルコールが残っている状態で、これでこの後のフライトは結構きつくなりました。

SFOには結局15分遅れで到着。でも、入国審査のブースは全く人がいない状態で、私はVISITOR側の最初の一人に。すぐに入国審査は終了してしまったので、逆に荷物が出てくるのに10分位待つことに。出てきたキャリーバッグ引っ張りながら、UAの国内線があるターミナル3とは反対側のターミナル1に行こうとすると、出口のところにいるUAの女性スタッフが「乗り継ぎ? こっちに再預け入れのカウンターがあるわよ」と言ってきます。「いゃ、コードシェアでUS Airwaysに預けるから」というと「コードシェアなら大丈夫よ、こっちに行って」ターミナル3の方を指さします。「いゃ、ボーディングパスも貰わないといけないから」と言うと、やっと納得したのか「OK」といって解放してくれました(笑)。カウンターが混雑していると嫌だなぁと思いつつ、何時もとは反対側、半時計回りにSFOのターミナルを急ぎます。SOUTHWEST、JetBlueとカウンターがあるのにUS Airwaysは見つからない。国際性ターミナルに近いターミナル1のBコンコースだから手前側にあるかと思ったら、一番奥の方にUS Airwaysのカウンターがありました。で、ほとんど待っている人がいない状態。ラッキーと思いつつここで再び荷物を預け直し、やっとSFO-CLT/CLT-PBIのチケットを手に入れることが出来ました。

初めてのUS AirwaysはA320。ファーストクラスの椅子は新しい物でしたが、ちょっと横幅が狭い感じ。シャーロットまでは4時間半のフライトで途中ミールが出たんですが、これがかなりしっかりした物で、私が頼んだターキーサンドは、BBQソースも付いていてかなり美味しいものでした。UAと比べると、機内食はこっちが勝ってますね。ただ、飲み物のグラス類が紙やプラスチックの使い捨ての物でしたけど。それと、機内モニターが無いのも逆に新鮮(笑)。まぁ、すべてをコスト削減する訳にはいかないから、どこを削ってどこを残すか、そういう良い例だなと感じました。

シャーロットにはほぼ定刻通り到着。仕事の関係で、車では何度かきたことがあるけれど、空路で入るのは初めて。なかなか綺麗な空港です。大きなUS Airwaysのラウンジがあるようなんですが、接続が1時間しか無いので今回は入るのはあきらめました。ここから、約二時間のフライトでいよいよPBIへ。今度は737-200の機材で、ちょっと古かったけれど、椅子は横幅がゆったりしていてこっちの方が座り心地は良かったですね。こちらは、ミールは無いけれど、スナックのかご盛りみたいな物をCAさんが持って回って、好きな物をとるような形でした。

出発の時に20分位誘導路で待機していたので、PBI到着も20分遅れ。無事に預けた荷物も出てきたので、それを持ってハーツのバスにのり4年ぶりとなるUSでの運転にトライしつつ、何とかホテルに到着することが出来ました。昔は、日本でほとんど運転していなかったので、逆に左ハンドル右側通行が楽でしたが、今回はそれなりに日本で右ハンドル左側通行になれているのでどうなることかと思いましたが、ハーツのレンタカー場構内で、左折するときに日本と同じように手前のレーンに入ってしまい、ハーツのバスにぶつかりそうになったくらいで、逆にそれで気持ちの切り替えが出来たみたい。さすがに長いフライトで疲れて、ホテルに入ったところですぐに就寝でした。(続く...)

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