Newsweekのサイトに掲載された、新型コロナウイルスの期限に関するかなり長い記事(前編、後編)。最近、アメリカのバイデン大統領が新型コロナウイスルの再調査をするようなこと言って、何故今頃再びと不思議だったんですが、その理由の一つがこのような調査活動にあるという話は、何となく納得出来るもの。
内容は結構長い記事なんですが、ちょっとしたスパイ小説を読む感じで結構一気に素直に読み切れるもの。AIを活用した研究分野では「テキストマイニング(Text Mining)」が主流の一つですが、この記事に書かれている事は人手による「データマイニング(Data Mining)」の典型みたいなもの。確かに、AIによるマイニング処理は強力だとは思うけれど、それでも人間の閃きとか柔軟性みたいなところは中々追いつけない。自分のささやかな経験で言えば、有る程度均質というかルールが作りやすい種類のデータが大量にあるとAIの効果は凄くでるんですが、 例外処理が多いとか、データ量が少ない場合は、中々その効果が発揮辛い。一方で人間ならば結構閃きなどで新しい検索候補を見つけたり、別の切り口から再建策したり出来るので、そういう部分ではAIに大きく優る点だと思います。
記事の中では、過去の論文であったり、一見関係なさそうな記事をつなぎあわせて現在の事実に繋がる証拠を見つけたりしているんですが、これってよく考えたら結構論理的な話。つまり、今回の様に新型コロナウイルス騒動が発生するまでは、そのウイルス関連の活動や研究というのは新しい「何か」を求めた研究活動の中心なので、どうしてもそれ関連の記事だとか情報は幾つも出ているわけです。意図的にそう言う内容を記載しなくても、ついそれらを含む情報も書き込むこともあるでしょうし、本人は関係無いと思っていても無意識に似たような事を書き込むかもしれない。これって普通の場合でも、その時に強く興味を持っているもの・事があると、どうしてもその事に影響されるのと同じだと思う。勿論、一旦事が発覚すると過去のそう言う記事や情報は削除されていくんですが、それでも全て対応出来るとは限らないし、現在では削除したつもりでも何処かにコピーが残っていたりキャッシュが残っていたりしますし。
今回の場合は、まだ決定的な証拠は見つかっていないし、多分中国側も兎に角手当たり次第に情報を削除したり隠蔽したりするでしょうから、調査はますます難しくなるでしょうね。そう言う意味では、かなり強く疑いが証明されても、等の中国は断固否定するだろうし、先日の国際調査団への対応同様怪しいものはどんどん削除したり解体したるするだろうし。残念ながら自分は「今回の騒動の期限は項」と言えるほどの情報も知識も無いので何とも言えないけれど、少なくとも自然発生的に野生動物から感染したとしたら、余りに感染能力や重症化する度合いが強くて、SARS、MARSと比較して何か別の物という印象を強く受けます。その理由として、某かの手が加わっている可能性は高いんじゃないかと。自然変異だけで、ここまで特化した傾向を示すものなのか、そのあたりは一度専門家の意見を聞いてみたいけれど。いずれにしても、まだまだ削除し切れていない情報は探せば埋まっているだろうから、アメリが本気でデータマイニングに乗り出したら、かなり違うものも見つかるんじゃ無いだろうか。そう言う意味では、仮想通貨にコンピューターリソースを投入するよりも、こう言うことに投入した方が世の中のためになりそう。
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