2018年7月14日

無駄の増長

河野外務大臣がチャーター機を使用した料金が3,800万円という答弁書。特定野党が、どうしても国会に出てこいというので、定期便では無くチャーター便を準備したが故の支出。政府専用機は、基本1機(1セット)しか無いわけで、国務大臣よりも首相、首相よりも皇室と、仮に予定が重なれば使えない場合も多いわけで、そう言う意味で河野外務大臣が以前から提唱している、もう一つ政府専用機を持つと言うのも考える必要があるかも。

ただ、仮にチャーター機の料金が一回3,800万円として、100回利用しても38億円。B787の価格が、200~260億円位と言われていて、さらに整備やら運航する人員(航空自衛隊)の準備やらを考えると、無理に第二政府専用機を準備する必要も無いかもしれませんね。いゃ、純粋にお金の話だけで、例えば自由度とか考えると第二政府専用機が有った方が良いのかもしれないけれど。

ただ、根本の問題は、必要だから国会に出ろと言われて無理して参加したら、たった2つしか質問が無かった方じゃ無いだろうか。また、その質問は大臣自らが答えないと行けない話だったのか、その辺が不明。普通の会社組織で考えたら、役員が不在であれば、その直属の部長とか本部長が代役するだろうし、場合によっては横並びの別の役員が対応するでしょう。と言うか、そもそも役員の予定が取れないときに、そんな重要な会議を収集しないだろうし。自分達は勝手な理由を作って、委員会とか国会を自主休校して好きなことをしているくせに、自らを省みずに他人には厳しいだけの特定野党の皆さんですからね。

しかし、今回の質問主意書の目的は何なんだろうか。一問当たり何千万円も浪費したと言われて、いゃそんなに高くないと言いたかったのか、単に金額を知りたかっただけなのか、実はそんなことは考えずに兎に角出すだけ出したのか(多分これだ!-笑)。と言うか、結局はこの質問自体が無駄であり、それによって閣議決定までしないと行けない無駄の連鎖を生んでいることだけは確かですね。


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