2017年12月29日

酒CPU

IntelのCPUプランっていうのは、自分の仕事にも密接に関係する重要事項なんだけれど、この記事に書かれている「Whiskey Lake」って全くの初耳。Coffee Lakeですら、最初に聞いた時には「をぃをぃ」だったのに、さらに途中に繋ぎのCPUが来るとなると、PCメーカーは年明けは大騒ぎじゃ無いだろうか(まぁ、キーパーソンはもう知っているんだろうけど)。

別にIntelが悪いわけじゃ無いけれど、ただ技術的にどんどん厳しい状況になっていることも事実で、それによってなかなかブレークスルーするのも大変になってきているのも確か。ただ、そう言うことも含んだ上で、それなりに確度の高いプランを示してくれないと、結局一番泥を被るのは末端のエンジニアなんだけれど。

確かIntelのコードネームって、実際にIntelの拠点があるオレゴン州とかその周りの地名(湖の名前)を以前は使っていたけれど、Coffee LakeとかWhiskey Lakeっていうのは、実際の地名じゃないですよね?! と思って調べたら、それぞれ地名として実在するらしい(!)。そうかぁ、Whiskey Lakeって聞いた時には、じゃぁ次はGin Lake、Rum Lake、Vodka Lake、Tequila Lakeと続くのかと思ったのは私です(マテ)。

まぁ、コードネームの由来は良いとして、Intelですらこれだけ技術的に苦労する時代になってきたと言う事は、ますますハードウェアで差別化する時代は終わったと言う事ですよね。じゃぁソフトで差別化する時代なのかというと、確かにそれに近いとは思うけれど、ソフトと言うよりも、ネットワークとかサービスとか、さらにその先での差別をしないと世の中では受け入れられない時代になってきているんですよね。で、そういうレイヤーから見てみると、実はIntelのCPUがどうなるのかというの余り関係無いことで、例えば一世代前のCPUを使っていようが、小型化されたデバイスとか、軽量化されたデバイスがあれば良かったり、価格的に安ければ良いと言う話の方が大きいのかもしれない。

そういう意味では、Win-telと呼ばれた、MicrosoftとIntelというパソコンの二大勢力の時代も終焉しつつあるという証しなのかもしれない。

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