数日前にたまたま点けていたテレビニュースで「出国税」とか流れてきたので「なにぃ~」と驚いた話し。その件についての観光庁長官のインタビュー記事ですが、今のところ「検討段階」で実際に施行するかどうかは未定とのこと。
実は海外への資産移転対策で、海外移住するような場合は既に「出国税」が適用されているんですね。特に富裕層対策で、まぁ自分には関係無い話しだからこっちはいいけれど、今回は出国の度に毎回課税される話だから一寸困る。ただ、今でもチケットダイキン以外にも、いろいろな「税」や「手数料」が付加されていて、結構な金額になっているのも事実。試しに8月のSingapore行きのチケットでも、チケット代に燃油サーチャージやら施設利用料やら結構チケット代以外の金額が上乗せされていていて、改めてガッカリします。多分ここにそれっぽい名前で新しい税金が追加されるんだろうけど。で、他の国はどうなっているのか一寸調べてみたら、結構あちこちの國や空港でもお金が掛けられているんですね。アメリカは比較的良心的だと感じられるけれど、ヨーロッパは結構馬鹿にならない金額。特にイギリスは酷いなぁ...
そのお金が空港整備とか観光整備に使われるなら、それは利用者の一人として嬉しいし歓迎するけれど、ちゃんと目に見える形で使って欲しいですよね。あと、施設だけでは無く、やはり利便性を高めるためにも離発着枠を広げて、個人的にはもっと北米線を増やして欲しいのだけれど、それはまた航空会社の問題でも有るからなかなか難しいのだろうけど。それでも、今のスロットでは利益が見込めない場合でも、空港が拡張されてスロットが増えて、都合の良い時間帯に利用出来るようになれば、そこで損益分岐点が逆転すれば、航空会社だって考えるだろうし。
まだ決定した話しでは無いだろうけど、そのタイミングと金額によっては、順調に伸びている訪日観光客の伸びを抑えるかもしれませんね。それは日本人の出国熱を冷やすことにもなるかもしれない。上手く、燃油サーチャージが下がったりして、トータルの金額が同じか安くなればまた別ですが、なかなか予想できませんしね。いずれにしても、ベースの航空券の値段も上がり気味だなぁと感じるだけに、ますます上がる要素が増えるのは勘弁して欲しいところです。
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