PCWatchの記事から、iPhone7の上でWindowsXPを動作させる話。この手のエミュレーション技術って、昔から生まれては消えていったけれど、iPhone7とはいえその上のリソースでx86をエミュレーションしてこれくらいのものが出来るのは驚き。勿論、このデモの程度では「動いている」けれど「使える」レベルでは無いので、あくまで技術的趣味の範疇だろうし、本当にWindows環境が必要ならWindows Phone (まだあるのか?-笑)を使えばいいわけですからね。
私が個人的に勝手に描いているミラタノコンビューたー環境(笑)って、全てのサブシステムが仮想化されていて、ユーザーは個人用にカスタマイズされた仮想環境に自分に必要なソフトやサービスをインストール(あるいはjマウントか?)して仮想環境上で利用する。ユーザー側に物理的に必要なのは、表示装置とキーボード等の入力装置だけだから、その部分だけを、それこそシートタイプの薄型デバイスでもいいし、こう言うスマホの物理サブシステムに仮想システムからマッピングすれば、良いだけの話。実現するには、仮想システム側に十分なパフォーマンスがあり、さらに特に表示更新に関してユーザー側が不満にならない程度に高速な描画が出来るくらいの、通信ネットワークの提供が必須。多分、今の4Gでも足りないだろうから、5G位の常時接続ネットが可能になると、こう言う使い方が定着するんじゃ無いだろうか。そんな時代になっても、こう言う異なるプラットフォーム感を繋ぐエミュレーション技術は必要なわけで、そうなるとコラムにも登場する「龍心」のようなハードも含めた技術が重要なのは確かだけれど、仮想環境に行けば行くほどソフトでのエミュレーションが主になるから、そっち方面での技術か櫛来というのが将来的には面白そう。
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