2017年3月15日

最悪のANAアプリ

昨日も取り上げたANAアプリ。まずはiPhone6で一昨日の夜に更新したところ、アプリは更新されて画面も新しいUIに変わったのでそのまま就寝。ところが翌日また試してみると、何故かログアウト状態になっていてログインしても「AMC情報が取得出来ませんでした」と言われて強制ログアウトされる。その後昨日の夕方くらいにログイン出来るようになり、自分の予約情報等も内容表示出来るようになったんですが、その予約情報からボーディングパスをApple Walletに登録しようとすると駄目。これじゃぁiPhone6で登場できないじゃん... 一応QRコードは予約の詳細から表示可能だけれど、いちいちそこまで行くのも面倒だし、画面キャプチャー取っておくのも面倒。実質使えない仕様ですね。

で、そんなこともあったので、Android側(Xperia Z3 Compact)はEdyでSkipも使えるからと更新せずにそのままにしておいたんですが、自動更新をONにしていたのを忘れていて昨晩就寝中にアプリの更新が実行されてしまいました。朝更新のメッセージが表示されて、「あれ?」と思ったんですが、肝心のANAアプリのアイコンが消えています。更新に失敗したのか、トラブルで消えているのか、トラブルの多さに削除したのか、経緯は不明だけれど無くなっている。たまたま次の登場予定が今月末でまだ余裕があるから良いけれど、これ今日出発なんていうことだともう顰蹙もの。今朝の時点で、ANAのサイトにはまだこの新しいANAスマホアプリの記事が掲載されていて、その利便性を訴えているけれど、でもこんなにトラブルが多くては駄目だろう。何で取りあえず取り下げて、対策しているくらいは言わないのだろうか。「危機管理」という意味で甘い気がするなぁ...

新しいサービスをカットインしようと言うときには、勿論事前にテストを重ねてバグ出しもするだろうし、公開した場合には機能的な問題は無くても、そのインターフェースが変わればそれに伴うトラブルや対応するオーバーヘッドも大きくなるだろうから、できるだけそう言う場合でも影響が無い時期を選ぶはず。所が今回どう言う判断か分からないけれど、多くの企業が年度末で忙しくなるだろうこの3月中頃というタイミングを選ぶから、日頃よく利用しさらにこの自棄しよう頻度が上がるだろう会社員・事業者顧客への影響は甚大でしょうね。さらに今週末からは春分の日の連休が始まるわけで、一版乗客への影響も決して小さくないと思われます。せめて月が明けた4月にするとか、G.W.が終わって閑散期になってからとかとう判断は出来なかったのだろうか。

以前のANAは、巨人JALに追いつき追い越せという危害がある一方、大手のJALには無いようなきめ細やかさみたいな印象もあって好感を持っていて、だから初めての国際線利用となる米国出張の帰国便ではANAを選んだりしたものです。その後幸か不幸か(笑)、アライアンスでメインだったUAと同じスターアライアンスに加盟してくれたので非常に使い勝手が良くなり、だからこれからも利用していきたいと思っていました。JALが一度破綻して身軽になり、良くも悪くも贅肉をそぎ落としてヘルシーになった一方、ANAはその間にJALを追い抜くという焦りなのか何なのか、ちょっと「らしくない」雰囲気を感じますねぇ。もう一寸冷静に頑張って欲しいなぁ。少なくとも今回のANAアプリの更新は、テスト不足、品質検証不足なので猛省して欲しい。

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