2016年11月23日

延期は誰の責任?

豊洲新市場への延期か最短でも一年益することを発表して、その後のとんとこの話題に関して聞くことが無くなりました。これまで何十年も揉めてきて「出来ない」という結論が出た「築地改修」の話まででて、結局元々の豊洲新市場移転という話がますます希釈化されていく。で、個人的に疑問に思うのが、もともとはこの11月に移転する予定だったのを、都知事選挙もあって一時保留し、それが来年の環境アセスの結果待ちになり、さらにそれが最低でも一年間延期とどんどん当初の予定が伸びている「責任」は誰が取るのだろうか。先日処分が発表された人達は、盛り土問題に関しての責任のはずで、今回の延期の責任に関しては何も言われていないのは変ですよね。さらに言えば、今回の延期で引っ越し予定の築地の人達は不要な出費を強いられるわけで、一応4月1日からの融資とそれまでの補助は言っているけれどそれだって十分でないかもしれない。第一、使用しない豊洲の維持費だって余分な経費なわけだし、それを税金から出すのか別途手当てするのか、それだってはっきりしない。

個人的には選挙の前から実行されていた環境アセスが有って、その結果が来年1月にでるというのであれば、その結果を待つと言うがぎりぎりのところかなとは思います。それでも、これまでの結果を見てリスクを取って予定通り引っ越しするという決断もあったと思うけれど、選挙で公約として見直しをいっていた以上、それはなかなか厳しいだろうし。でも、あの当時でも1月の結果を待って、3月とか5月に引っ越しという話が一番適切かなという印象でした。で、それがさらに半年。さらには、追加の環境アセスって、じゃぁこれまで何やっていたのか。その責任者に対しては責任を取らせないのか。というか、小池知事が組織したプロジェクトタスクチームの結果なんだから、彼女がちゃんと責任を取らないといけないはずではないだろうか。何か、そのPTのプロセスと結論を検証するPTチームが立ち上がりそう(マテ)。

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