2016年8月27日

ワンセグの受信料

ワンセグ視聴に対して、NHKの受信料支払いの義務が発生するかどうかの判決で、支払い不要の判決。NHKとしては寝耳に水の判決だったのだと思うけれど、心情的にはやはり判決を支持したい。判決理由では、携帯のワンセグ受信機能は放送法による受信設備に当たらないという判断とのことですが、もう少し詳しい理由も聞きたいですよね。その判断が、携帯というもっぱら通信(通話)をすることが種の設備において、付加機能として追加されたワンセグ機能が相当しないというのであれば、同様の仕組みが例えば冷蔵庫に付いていたらどうなのか、とか。具体的には、最近のカーナビでもワンセグ機能付きの物って普通にありますが(フルセグもあるのかな)、あれもどうなるんだろうか。

例えば、簡易に移動中でも放送受信できることを目的としてワンセグとかは生まれてきたわけだから、映像放送ではあるけれど、ラジオ放送と同じ扱いというような判断も含まれているのだろうか。最近のスマホだと解像度もアップして、フルセグでも十分使えるわけで、後は画面サイズだけだけど、その当たりの物理的サイズなんかも加味されているのかもしれない。

多分NHKは上告するんだろうけど、最終的にどう言う判断になるんだろうか。個人的には、これを機にNHKの料金体系が精査されて改革して欲しいですよね。それは、受信料の徴収だけでなく、子会社のNHKエンタープライズ等で販売などして上がった利益を、ちゃんと視聴者に還元する仕組みを作るべき。だって、それらの会社で使用している素材などは、我々が払った受信料を元に製作・取材された素材なわけで、それを彼らはこちらから見ると無料で使用して販売して利益を上げていることになるわけですからね。あるいは、以前も書いているけれど、そういう素材に対してお金を払っている我々にも開放するとか。今回の採番が、そういう疑問を解決する切っ掛けにならないだろうか。

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