2016年6月20日

突然死するOutlook2010

先週金曜日に会社で仕事をしていたとき、社内標準メールソフトであるOutlook2010君が、突然

「Microsoft Outlookは動作を停止しました。問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。プログラムは閉じられ、解決策がある場合はWindowsから通知されます。」

と言って死んでしまう orz 解決策が無いためか、Windowsからは何も通知されない。仕方が無いので、修復作業をすることに...


  1. まずはシステムの再起動をしてみますが駄目。念のため、シャットダウンをして起動しても、Outlookを起動すると直ぐに同じエラーが表示されて強制終了してしまいます。
  2. 困ったときのGoogle先生。エラーメッセージをキーワードにして、修正モジュールを捜してみますが、すでに古いものであったり(適用不可)、実行出来ても問題解決には至らず。
  3. 社内のダウンロードサイトからOutlookをダウンロードして再インストール。消してしまうとプロファイルとかの修復も大変なので上書きインストールしてみましたが解決せず。ここで、どうもプログラムファイル自体は問題無さそうと当たりを付けます。
  4. Google先生によれば、新しいプロファイルを作成すれば解決したという事例も見つかったんですが、社内戦用環境にカスタマイズされた社内用マシンなので、下手にプロファイルをいじれません。で、Event Viewerを見てみると、どうも死んでいるのはoutlmime.dllというDLLらしい。これは、IMAPを使用する時に使うらしいというのがちょっとヒントになりました。
  5. で、試しにネットワーク接続を切ってオフライン状態でOutlookを起動してみると、それまでのように起動後数秒で死ぬことは無く普通に使用出来ます。オフラインですから、メール送受信は出来ませんが、普通にファイル操作は出来ます。と言う事は、やはり通信関係に原因がありそう。
  6. さらに、このOutlookサーバーには、Webメールからもアクセス出来ますが、こちらは問題無く利用出来ます。ですから、サーバー側に問題があるわけではなく、どうも私の個人的環境、それも今使用している社内クライアントマシンに原因はありそうです。
  7. そこで、コントロールパネル→メール→プロファイルの表示と開いて、今使っているメール設定を確認すると、社内のExchange Serverへの接続とは別に、もう一つInternet Mail Serverへの接続が定義してありました。これは社内で使用している開発システムの都合で設定している、インターナルなメールアドレスですが、こいつがIMAPを使っていることを思い出しました。そこで、このアカウントを削除。念のためシステムを再起動して、オンラインでOutlookを起動したら... 見事に成功!
原因は分からないけれど、どうもoutlmime.dllが何かの理由で失敗して、それが原因でメール取得が出来なくなってしまうようですね。それで道連れになるOutlook本体も本体だけれど。取りあえず仕事優先で、週末の間はそのまま削除したままで使用していますが、本来必要な設定だったので追加したわけで、今日は再設定して様子を見るつもりです。以前のデータが残っていると嫌なので、出来ればクリーンナップして歳作成したいけれど、そんなツールは無いだろうしなぁ... せめて、強制的に初期化するようなオプションくらいは提供して欲しいところですね。

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