2016年1月11日

免税ビジネス

この記事にも書かれていますが、免税店といっても、消費税分のみ免税される「Tax Free」と、その商品にかけられている関税や酒税等の税金も含めて免税される「Duty Free」の二種類あるんですよね。Tax Freeに関しては、最近の外国人観光客の増加に伴って、自宅近くのモール内のお店でも「Tax Free」を掲げるお店が沢山有り、かなり浸透している感じ。一方でDuty Freeに関しては、沖縄を除けばほとんど無い状態で、今後は訪日観光客増加と2020年の東京五輪開催に向かって、どんどん増えていくんでしょうね。

沖縄の場合、色々な理由からおもろ街や空港内のような、特例でのDuty Free Shopが存在していますが、ああいうものを国内でも特区的に作ったらどうだろうか。那覇空港のように、県外に飛ぶフライトチケット保持者というような、簡便で明確な証明が出来ないと難しいとは思うけれど。先日、静岡空港の免税店の様子をテレビで放送していましたが、あんなに小さな空港だけれど、中国への路線が国内の地方空港ではトップクラスなので、免税店をもっと拡充してあげれば、かなり収益に貢献しそう。県議会では、新ターミナルのデザインや予算で揉めているけれど、今のチャンスを掴まないと将来は無いわけで、何でもっとちゃっちゃっと仕事を進めないのか歯がゆさも感じてしまう。

個人的には、こう言う観光客の皆さんの混雑がどんどん激しくなって、最近では秋葉のヨドバシなんかでは平日でもゆっくり品物を見ることが難しくなっているので、是非観光客とは分離した販売環境を作って、ネイティブな日本人消費者にも優しい買い物環境を整えて欲しい(笑)。日本人だって、そこそこ購買力を持ち始めているわけですから。

0 件のコメント:

コメントを投稿