2016年1月26日

ANA Wi-Fi Service (2)

先日発表されたANA Wi-Fi Serivceの実機での使用感記事。最初のサービス機は、ポケモンジェットかぁ(笑)。3月中に、B737-800とB777-300、1機ずつ回収して、移行2018年3月までの2年間で約100機を改修する計画と言う事。平均すると月4機のペースですが、多分、大規模点検の時に通信設備とWi-Fi設備を追加するんでしょうけど、いつでも気兼ねなく利用出来るようになるまでには、まだまだ時間が掛かりそうですね。

既に同様のシステムは、US国内線のUA機で何度か経験していますが、実際にインターネット接続して仕事をすることよりも(p.s.便なんかはほとんどそういう目的利用だろうけど)、パーソナルモニターが無い国内線での移動時に、テレビや映画など個別に楽しめることの方が大きいでしょうね。

で、個人的に気になるのは、個人個人でコンテンツを楽しめるのは良いけれど、その分座席にあるだろうUSBやACの電源争奪戦が激しくなるだろう事。特にエコノミーなどでは、座席数分はアウトレットは無いだろうから、結構取り合いなるんだろうか。まぁ、沖縄-新千歳とか、羽田-沖縄とか、2時間、3時間の一部のフライトを除けば、実際に機内で利用出来る時間は1時間位だろうから、そんなにAC/USBパワーにこだわらなくても良いかもしれないけれど、それでも電源容量は大丈夫か気になるところ。昔、飛行機内でACコンセントが提供されだしたころ、一度にPCが起動してダウンしたりとか、ACアダプター側の容量が大きすぎてプロテクション機能が動作したりと、結構トラブルがありました。最近では、そういう実例を何度も経験して、パソコン側も飛行機にやさしくなってきているし、飛行機側のACラインも強化されているはずなので、それ程トラブルは無いかもしれないけれど。でも、B777等で300人とか400人近い乗客が一斉にアクセスし出したら、やはり何かと問題は発生しそう。

快適な空の旅のために必要なサービスだとは思いますが、利用するほうもある程度制限があるサービスであり、上手く折り合いながら利用するという意識も必要でしょうね。街中のホットスポット利用とは違うわけですから。

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