2015年6月27日

オンライン教育の未来

スタート当時のiKnow!を使ってみて、当時「おっ、これ結構いいかも」と思って暫く使っていました。ただ、新しい形態の新しいビジネススタイルという事で、その後色々変化したり変更されたりして、段々と疎遠になってしまい、もう何年も利用する事も無くなったサービスですが、DMMが買収してDMM傘下の同様のサービスと統合するという記事

「語学教育」って言うのは、ネットワークを利用したオンライン教育システムに一番合うのではないだろうか。一つは双方向にリアルタイムに会話が出来る事。昔と違って、今は殆ど遅延は無いし、高品質な音声通話が可能ですしね。さらに、動画での所謂「テレビ電話」が手軽に出来るから、声だけの練習にもならないのもメリット。あと、パソコンの画面に双方で共有できる文章アプリみたいなものを使えば、書き言葉や説明するにしても簡単でしょう。実際会社での電話会議何て、妄想いう事が常識になっているわけですからね。で、会社のシステムが何か特別な施設を利用しているかというとそんなことは無くて、少なくともネットワーク回線は普通のインターネット出し、精々対話アプリでSkypeなのかLyncなのかという程度の違いしかありません。

もう一つ大きいのは、これが国内だけで回そうとすると大変だけど、東南アジアとかオセアニア地域とか、あるいは場合によってはアメリカ等、英語を母国語としたネイティブな人が対応出来ると言う事。それによって、能力ある人材を安いコストで利用する事が可能になり、教育システムとしての品質もアップしているわけですからね。

「見る・聞く・話す」という三つの要素で構成可能な「英会話」という素材だから、今の環境でもここまで可能になりますが、タブレットをサブデバイスとして接続して「書く」まで範囲を広げることは、そう難しくないでしょうね。さらに、VRを利用すれば、実際に対話場面での練習とか、シチュエーション毎の対応術何て言うのも可能になるだろうし。あと、英会話では無いけれど、今遠隔操作で外科手術をするシステムが有りますが、あれもさらに改良されたら遠隔操作で料理を教えるシステムとか遠隔操作で何か物を作る技術を伝えるなんていう「オンラインエデュケーション」が可能になるかも。

私は今も在宅勤務で仕事をしているけれど、会社に自分のダミーを置いておき、必要ならばそのダミーを遠隔操作で動かすことで、自宅ではできない実験とかテストなんかをリモートで可能になる時代が来るかもしれない。でも、いつも思うけれど、それって攻殻機動隊の世界だよなぁ... (笑)

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