2015年5月2日

墓穴を掘る

米国でも概ね好評だった安倍総理の上下院合同会議でのスピーチですが、色々な理由(笑)から批判的な意見も。某日系(?)議員もそうだし、ロイス外交委員長という要職の議員も厳しい意見を出していたんですが、そのロイス議員が実は私的理由のために会議には出席しておらず、実際に安倍総理のスピーチを聞かずに反論していたと言うことが分かってしまいました。まぁ、会議には参加していなかったけれど、スピーチの全文は読んだとか、言い訳あるんだろうけど、タイミング的に先入観あるいは元々決めていた反論を出しただけと言うことが明らかなんでしょうね、こんな批判が直ぐに出されるところを見ると。

日本でも軽率な政治家は居て、例えばこの民主党の小西議員は以前にも下らない質問で国会の時間を浪費していたけれど、こんどは「高校生以下の英語」と子供の喧嘩みたいな事をTwitterで拡散して、案の定炎上している。しかも最後の言い訳では、英語力云々では無く、政治家としての背景や態度だと言っているけれど、最初の書込と全然違うじゃ無いの。まぁ「民主党だから」と言ってしまえばそれで終わりなんだけど、政治家として政治活動を生業とまでは言わないけれど国民の代表として活動するのであれば、自分の口から出た言葉、指先から書き込まれた文章は全てに責任が含まれていると言う事を肝に銘じて欲しいですよね。それは、こういう議員だけで無く、当然首相とか大臣とか、議員の中でも上位の位置にいる人に対しては、その地位に比例して、あるいはそれ以上に重く課せられていると言う事も自覚しないと。

普通の人でも、何か突発的に思いついたことを書いて、後で炎上したり、それが実は自分の犯罪の証拠になったりと随分墓穴を掘ることをしているけれど、そう言う発作的な事をやってしまう国会議員(地方議員でも)というのは、冷静に物事を判断する能力が無い、欠如している、と言う事を自ら証明しているだけですよね。そういう部分も含めて、次に開戦するときには何かマイナスポイントと言うか、何かの評価基準になるようなシステムって出来ないものだろうか。

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