2015年3月13日

Leg#7: NGO-OKA-CTS-HND

今週の「AMC Diamondへの道」は、一回目の修行と同じ、NGO-OKA-CTS-HNDという周回ルート。しかし今回は、前日まで北陸から北海道に掛けて悪天候が続き、新千歳空港を始め道内の空港は軒並みクローズ、フライトも欠航。正直、今回は沖縄までは行けても、そこから先は無理だったら、そのまま沖縄から羽田に戻ろうかと思ったほど。それでも、出発前日の夜の天気予報や、ANAの運航予定では定刻通りと言う事なので、取りあえず予定通り出発することに。週末は速攻で埋まるOKA-CTS線も平日は結構余裕があるので、前回同様木曜日に有休を取得して一周することに。今回も、朝の4:30にセットした目覚ましが鳴る前、3:30頃には目が覚めてしまい、そのまま二度寝すると危ないので、早めに準備をして自宅を出ました。

1) NGO 08:35 - OKA 11:00 (NH301)

前回同様浜松発06:32の新大阪行きこだま号に乗り、先ずは名古屋へ移動。JR名古屋駅から名鉄名古屋駅まで、朝の混雑する駅コンコースをジョギング気味に早歩きをして移動。この日もミュースカイは一杯のようで、希望した窓際席は取れずに、「どこでも」で切符を購入して地下のホームへ移動しました。

7:50過ぎにセントレアに到着して、KIOSKでチケットを購入(プレミアム株主優待)してセキュリティに行くと、長蛇の列。確か個々にはPremium Laneは無いので、問答無用で並んで自分の順番を待ちます。それでも、制限区域中に入ったときには8:10過ぎ。出発が8:35ですから、搭乗開始は8:15頃のはずなので、共用ラウンジには寄らず、ちょっとお手洗いに寄ってからゲートに行くと、直ぐに事前搭乗が始まるくらいのタイミングでした。

このフライトは修学旅行生が半分以上という感じでしたが、プレミアムクラスはサラリーマン風の人が殆ど。その修学旅行の団体さんの乗り込みに時間が掛かり、出発も10分位遅れました。多分初めて飛行機に乗る学生さんが殆どだったらしく、離陸して急上昇していくときには、後の方から悲鳴とも歓声ともつかない声が響いて、ちょっと微笑ましい感じ(笑)。

前回は睡魔に負けて爆睡していましたが、今回はそれ程でも無かったので初めて機内食のGOZENを頂きました。ただ、お腹が膨れるとやっぱり睡魔には勝てずに爆睡。目が覚めると着陸態勢に入る頃で、しかも雲の中に入るとかなり強く雨が窓を叩いていて「アー、雨か」とため息。実は、次に搭乗する新千歳行きが沖止めなのが分かっていたので、雨の中の移動は勘弁したいなと思いつつ着陸。でも、空港付近は曇り空ではあるけれど雨は落ちておらず、何とか濡れずに搭乗できそうです。到着も20分位遅れて、乗り継ぎ時間が1時間程度になってしまったので、軽くお昼を食べる予定はキャンセルして、再びセキュリティを抜けて、ANA Loungeで暫くメールチェックなどをして、少し早めに38Bのバスゲートの待合室に向かいました。

2) OKA 12:25 - CTS 15:35 (NH1694)

ラウンジを出て、直ぐ左側にある階段を下りると、38A/B/Cのバスゲート。元々の予定では「38B」となっていたのが、何故か電光掲示板では、新千歳行きは「38A」になっています。あれっ?と思ったら、到着機材遅れのために5分遅れる用です。手元のiPhoneに登録してあるPassbookを見ると、立った今その遅延情報とゲートチェンジの情報がプッシュされてきました。もう少し早く連絡して欲しいなあ... で、優先搭乗が始まったのでPassbookのQRコードをゲートのスキャナーにかざしたら、エラーの表示に。セキュリティゲート通過時に印刷される用紙を見せたら、何かゲートの隠し扉みたいな所を開けて、そこから何かコマンドを打ち込むと「お通りください」と通してくれました。多分、セキュリティゲート通過までは、この5分遅れの情報が含まれておらず、古いままだったんでしょうね。でも、システムで直ぐに繁栄されないと困るなぁ... UAのシステムは、結構リアルタイムにどんどん反映されるんですけどね。

この新千歳行きは、新千歳の空路が混雑していると言うことで、さらに10分程遅れて出発。到着予定時刻も20分位遅くなりました。このフライトでは珍しい事に、食事の後爆睡モードに入らず、一寸仕事を機内で片付けて過ごしました。それでも、一通り目処が付いたところで、まだ到着まで1時間弱あったので、そのまま準爆睡モードで後は過ごしましたけれど。

日本海側から斜めに津軽海峡を横切り北海道に近づくと、地上は雪の真っ白いところと、森などあるところは黒く残っていて、まさに水墨画の世界で広がっていました。気になる天候も、多分ここ数日と比べたら天国みたいな感じでしょうね、気流の乱れも無く新千歳空港に到着しました。空港はもっと雪で溢れていると思っていたらそれ程でも無く、その天気少し拍子抜けしましたが、白い世界の中に滑走路と誘導路だけは黒くコンクリートの地面が出ていて、メンテナンスしている空港スタッフの人達も大変だろうなとしみじみ感じました。予定では、次の羽田行きまで1時間半あったのが、到着が遅れて1時間一寸の接続に。実はここではやることがあるので、1番目に機体から飛び出ると、2Fの出発フロアーを目指しました。

3) CTS 17:00 - HND 18:40 (NH072)

今回の一連の修行では、予算的には考慮しつつ、出来るだけ短期間に一気にまとめてPremium Point(PP)を獲得して早くDiamondに到達するのが目標。ですから、プレミアム株主優待とプレミアム旅割28を組み合わせて、安い方を選びつつチケットを用意しています。所が、何を間違ったか、このCTS-HNDは、旅割45でチケットを発券しました。実は、HND-OKAとかOKA-CTSとか、殆どの路線では1PPあたり9円から11円位のコストなのが、CTS-HNDは16円位というコスト。なんか勿体ないなぁと思って、何故かあまりPPは稼がなくてもいいやと料金優先で旅割45で発券したようです。でも、流石に一日乗り継いで最後のフライトが普通席ではキツいかなと思い、沖縄で事前にプレミアムクラスに空きがあることを確認して、有償アップグレードすることにしていました。

空港のPremium Check-In Deskに行き、NH072便で有償アップグレード可能か確認したところ、4席あるというので直ぐにアップグレードしてもらいました。幸いにも、真ん中3列の真ん中でなく、通路側が空いているというので、ラッキーとそこの席を指定してもらいました。

そんなことをしていたので、元々予定していた空港のレストランで食事することは諦めて、そそくさとセキュリティを抜けてANA Loungeに入り、ここで時間を潰した後ラウンジを出て直ぐの8番ゲートに向かいました。流石にビジネス路線だけに、既にDiamond会員向けのゲート前にはスーツ姿の男性サラリーマン氏が5人並んでいました。そのとなり、Diamond以外の優先搭乗者の所には私も含めて10名以上が並んでいて、その殆どがやっぱりスーツ姿。さらに、前日までの悪天候のために機材繰りが変わったのか、当初のB777-300からB777-200へシップチェンジ。座席配置はそんなに変わらない気がするけれど、バルクヘッドとかドアサイドとか、その辺りを期待していた人はガッカリしたのかも。

ドアクローズは定刻よりも早く完了し、出発も多分予定よりも早くテイクオフ。新千歳から羽田までは1時間ちょっとですが、2時間以上掛かるNGO-OKAやOKA-CTSと比べると、本当にあっと言う間の印象ですね。気流の関係で、茨城に入る手前くらいからシートベルトサインが点灯し、実最、茨城、千葉の上空では結構気流が荒れていました。ちょっと驚いたのは、羽田で着陸したら、いつも以上にキツい逆噴射が掛かり、かなり急ブレーキを掛けたので、体が思わず前に持って行かれそうになったこと。何だろうと思ったら、D滑走路の東から降りたんですね(方位23)。で、D滑走路とターミナル地区の連絡橋の手前で十分に原則して、そのまま右折して渡れるように結構きつめに制動を掛けたみたいです。ちょっとビックリしました。

予想外の天候急変にも遭遇せずに、何とかこの日の修行も大きなトラブル無く完了。来週も今回同様木曜日に有休を取得して、同じルートを回る予定ですが、それが完了すると50,000PP達成でAMC Platinumに到達です。それでも、やっと目標の半分かぁ。まだまだゴールは遠いですね。(続く...)

[補足] 今朝昨日の獲得マイルの状況確認したら、アップグレードしたCTS-HNDは、搭乗クラスはプレミアム株主優待と同じSクラスになっていて、PPも125%換算でしたが、400ポイント(登場ポイント)は付かないのね。ANAのルールによると、登場ポイントはアップグレード前の元々の運賃に準ずるとなっているから仕方ないか。やっぱり、HND-CTSを修行経路に含めるのは微妙だなぁ...

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