2015年3月17日

Hackey

Cerevoが開発した、物理的な「鍵」と連動してWebサービスを起動したり利用できる鍵スイッチ"Hackey"。イメージとしてはよく分かるし、面白いアイデアだとは思うけれど、実用性としてはどうなんだろうか。今自分のキーホルダーには、自宅の鍵、車の鍵、会社の机の鍵、会社の書庫の鍵、等5~6個の鍵が付いています。これでも減らした方なんだけど、そこにさらにこのHackeyの鍵を追加する事のメリットってなんだろうか。例えば自宅の鍵とこのサービスで使う鍵穴が共用できると言うのであれば、一寸便利かもしれないけれど、それはそれで本来別々の目的の「鍵」が、異なる目的利用で使えてしまうリスクにもなりそう。

ただ、世の中的には物理的な「鍵」から、ICカードや生体認証のような「電子キー」に移行しつつあるわけで、その流れの中でこういうものを使うメリットってなんでしょうね。ある程度の世代に取っては直感的で分かりやすいとは思うけれど、鍵の管理と言う過疎のデメリットも継承してしまうわけで、一寸有難味を私は感じられません。鍵部分をプッシュボタンスイッチなんかにも変更出来るとのことですけど、うーんどうかなぁ... 何か応用例が思いつくと、もう一寸違う展開も期待出来そうなんですけどね。なんか面白いアイデアが出てきそうで出てこない、喉の奥に小骨が刺さったような違和感というか期待感みたいなものを感じる製品ではあるんですが。

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