PCWatch、山田祥平氏のコラムから、メールとカレンダーの話。私自身、数年前から会社のメールシステムがOutlookになったので仕方なく使っているんですが、山田氏と違って未だに慣れない。確かにスケジューラーとメーラーが統合されているのは良いんですが、Outlookだけの仕様でもありませんし。勿論、今使っているGoogleのGmailとGoogleカレンダーが使いやすいかと言われると、決してそうでも無いのでどちらが良い悪いというのでは無く、あくまで慣れの問題だとは思うんですが。
コラムの中でも書かれているMSのExchange Onlineは、確かOffice365のサービスの一部だったと思います。まだ使った事は無いけれど、今年中には予定している自宅のマスター機更新の時には、Office PremiumとOffice365への移行を考えているので、その時には自分の生活管理ツールを移行しても良いかなと、コラムを読んで一寸思いました。一番必要なのは、どこからでも透過的にアクセス出来るメーラー(通信手段)と、行動管理(スケジュール管理)なんですよね。それも、仕事とプライベートを一元的にも、分離しても管理できるものが良いんですが...
コラムの中では、これまでサポートの無かったAndroid環境でのサポートが始まったことが書かれています。つまり、スマホやタブレット環境でPC環境と同様の事が出来るようになるというメリットについて何ですが、これって少なくともタブレットについてはWindows Tabletを使えば、これまで同様に使えるし、スマホにしても次のWindows10ではスマホ用のSKUもあるようなので、環境的には統一されたものが期待出来ます。まぁ、Windowsだから使いやすいかどうかは別だけど、今のようにアーキテクチャーを跨いで同じアプリ・環境を使うよりは楽じゃ無いかという気がします。そこがMicrosoftの思惑なんだろうけど、AppleがMacOS/iOSでちゃんと棲み分けしているから、MSの努力不足だとは思うけれど。
メールとスケジューラーが透過的になって便利だなと思うのは、山田氏も書かれているように最近では会議やイベントさらには乗車案内など、殆どがメールでNortificationが飛んできますから、それをそのまま取り込むことでスケジュール作成が完成すると言う利便性。Passbook等を利用していると、例えばスケジュール変更も自動的に取り込まれて分かるようになっているけれど、ああいう能動的な仕組みも将来的には入れて欲しい。今でもOutlookの会議出席要求だと、変更されると分かるようになっていますが、あんな感じですかね。企業の中だけで無く、一般的な会議設定とか、レジャーなんかの場合でも利用出来ると便利だなと思うときがあります。さらにはレストラン予約や、病院なんかの予約とかも。予約しても、どうしても待ち時間が発生するようなときには、「現在は10分待ち」とかNortificationが送られてきたするとか。当然そう言う場合にはプライバシー保護をどうするかという面倒な話も生まれるわけで、その辺りの兼ね合い、摺り合わせ、妥協をどうするかがこれからの課題なんでしょうね。
そうそう、後はMicrosoftがこれからもこういうサービスをちゃんと継続してくれるのか、と言うのが歳代の課題だな。途中で「やめた」と良いそうなのが怖い。(笑)
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