2014年10月3日

新Officeのメリット

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、先日発表された新しいOffice (Office Premium)と付帯サービスとなるOffice365の話題。自分が利用しているサービスの中では、Subscription Serivceと言って良い物は幾つかあるけれど、今度のOffice365を利用するかはちょっと微妙。ストレージサービスのOneDriveは、既に別のサービスを利用しているし、1TBと言うサイズが一寸中途半端。Skypeは以前から利用していて、これからも利用したいので、これがOffice365前提のサービスとなるのか、これまでのようにSkypeはSkypeとして利用出来るのか、そこが不明なのがちょっと心配。それ以外のサービスは特に必要も無いので、この2点がどうなるかで、新しいOfficeを利用するかどうかの判断基準になりそう。

今度のOffice365で一番嫌なのが、利用するためにWindows Live IDに紐付けしないといけないこと。まぁ、Apple IDとかAdobe IDとか、既に同様の仕組みは世の中にはあるわけだけど、既にメールアカウントとして利用しているIDをさらに流用するというのがちょっと抵抗があったりします。それなら、新たに専用のアカウントを取得して利用すればいいんだろうけど、それはそれで面倒くさそう。MSNも、これまでの何倍ものアカウント管理をするようになって、大変なんじゃ無いだろうか。まぁ、それはMSの理由だから、クライアントが心配する必要はないんだけど。

コラムで書かれているように、PCに紐付くOffice本体のサービスと、アカウント(=人)に紐付くサブスクリプションサービスという二つのサービス形態に分かれた今回のOffice。PCに紐付くOffice本体のサービスは、そのPCが廃棄されるまで有効なわけですけど、実際には5~6年くらいの寿命でしょうね。また買い換えるときに新しいOffice入りのPCを購入すれば良いわけだけど、それならOffice365のフルファンクション(Word/Excel/PowerPoint入り)を購入しておけば、そっちの方が分かりやすいし楽かも。ただ、コスト的に分岐点がどこになるのか微妙ですが。このあたり、単に利用料金とか購入費用等のコスト以外にも、乗換とか入替の手間とか利便性とかの目に見えないコストも考えないといけませんしね。

個人的には、昔は別ソフトだったIEをOSの機能にしたように、Officeの機能もOSの内部機能にしてくれないだろうか > MS (笑)。

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