地元静岡大が打ち上げを目指しているという「宇宙エレベーター」。10cm四方の衛星2個の間に100mのケーブルを繋いで、宇宙エレベーターのシミュレーション実験をするというもの。実際の宇宙(軌道)エレベーターは、地上部分のアンカーから何10kmというケーブルを宇宙空間に延ばして、軌道上に中継基地を置き、さらにその反対側にバランスを取るアンカーをつけるので、ロープの合力だけで無く張力に対してもかなりの加重が掛かるわけで、先ずその素材をどうするんだろうか。多分炭素繊維系の繊維を作るんだろうけど。
で、今回の実験では、二つの衛星がロープの両端に接続されていますが、具体的にどう言う検証実験をするのか興味があります。多分、一方の衛星が地上アンカーに見立てられて、もう一方が軌道中継基地の役割なんだろうけど。あと、10cm四方という小型の筐体の中に、100mものロープってはいるものなんだろうか。せいぜい、釣り糸程度の太さですよね。ロープ以外に、そのロープの駆動装置とか電子装置も必要だし、場合によっては推力も積まないといけないのかな。地元浜松からの初の衛星(多分)の成功を期待するばかりです。
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