2014年9月8日

ピックアップサービス

何年か前に購入したGrand SEIKOの腕時計。クォーツ式なので、最近秒針が2秒刻みで進むようになりバッテリー切れを予告するようになりました。そこで、電池交換とオーバーホールを兼ねてSEIKOの修理サービスを依頼しました。Webから必要な事項を入力して、ピックアップサービスをリクエストすると、佐川急便が指定日に受け取りに行くという確認がきました。

で、昨日そのピックアップに来たんですが、ちょっと問題有りじゃ無いのかな、と。最初配送途中の佐川急便の担当者から「お届け物があるんですが」と携帯に電話が。うちの場所はちょっと(かなり?)分かりにくい場所にあるので、いつも配送の人が苦労するんですが、今回もそれだと思って場所を案内します。で、私宛の荷物は佐川急便の袋に入った物で、差出人は「セイコー」。で、もしやと思って、「斯く斯く然々でサービスリクエストをしているんだけど、これってその荷物ですか」と聞いてみます。で、箱には荷物を受け取ることなどの注意書きが書いてあります。

配送の人には少し待っていて貰って、早速袋を破って見ると、中からは時計を入れるクッション入りの箱に返送用の袋と配達用の住所を書いた伝票が入っていました。どうやら、これを取りだして中に時計を入れて、それを配達担当者に引き渡せ、ということらしい。慌てて準備していた時計を入れて(指定時刻は午後だったのに、午前に来たから少しバタバタしました)、袋に入れて渡しましたが、ちょっと不親切だなぁと。以前もこの手の修理サービスを利用したことがありましたが、その時には返送用のクッション入りの袋とか箱を持ってきて、その場で送る物を入れて渡すだけ。最初から荷物の受け取りを前提に回収に来てくれました。因みに、確かクロネコさんだったはず。でも、今回はピックアップ用のパッケージをこちらに送ってくると言う少々回りくどい方法。どうも、セイコーの修理受付部門が回収用のパッケージを用意して、それを佐川急便に渡している雰囲気です。だから、配達する側もそのパッケージを渡して直ぐに受け取るという認識が薄いみたい。

多分ヤマト運輸の方は、そう言う電子機器とか精密機械のピックアップサービスとして、標準化した回収箱とか契約があるんでしょう。それに対して、佐川急便は通常の配送・受取のルーティンの中で、メーカー側が自分で必要なパッケージを用意したものを単にデリバリー・ピックアップしているだけのような気がします。前者の場合は、日々それなりに回収・配送が見込まれるなら有利だろうし、後者の場合はそれ程数が出ない場合には効率的でしょうね。ただ、セイコーのHPには「集配業者が回収用のパッケージを持ってくるので、そこに時計を入れて渡してください」としか書いて無くて、こういうシステムで渡すという認識が無かったので正直慌てました。それに、実はHPから修理依頼をしてからピックアップするまで最短で一週間程待たされたんですよね。今回初めてだったので、そんなものかと思ったけれど、これなら自分でパッケージングして送った方が遥かに早かったし楽でした。次回からは、その経験を生かすことにします。

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