2014年8月9日

IBMは電気脳の夢を見るか

一年くらい前にも話題になっていた、IBMが人間の脳のように昨日するコンピューターを作ったという記事。個人的に興味の有るのは、そのサイズと消費電力の小ささ。電源の問題をどうするかという課題はあるけれど、それこそ体内に埋め込んで二次処理させることなんかも直ぐにできそうな雰囲気。それより先に、ウェアラブルデバイスへの組込が進みそうですよね。逆にセンサー部分の方が本体の処理装置よりも大きくなったりして。

これまでの情報処理だけでは無く、学習機能も備えているので、例えば自動車の自動運転に応用すれば、使えば使うほど賢く運転してくれる自動車になったりして。一つ疑問なのは、人間の脳のように「忘れる」機能はあるんだろうか。人間の脳の場合、「忘れる」と言っても、本当のそのデータが無くなるわけでは無くて、脳内のどこかの記憶領域にあって、だからある日突然「思い出す」という事もあるわけですが、そう言う一件「無駄」に見えるところが、人間の知識や発明の源泉にもなるわけで、かなり重要な機能(?)ですよね。そういう部分も含めて、将来機能するようになると、人間を凌駕するような存在になったりして。

所で、このチップはSamsungで作ってるんですね。IBMの製造技術ではないのが面白かったりして。技術はあるけれど、他の製造で一杯で外注したのかな。でも、Samsung経由で漏洩しなきゃいいけれど(これこれ)。

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