ITmediaのAltanative BLOGで紹介されていた、iPadを「遊びのツール」に変えるデバイス"Moff"。通常、この手のアイデアのあるデバイスって欧米から生まれることが多いんだけど、日本人による発明と言う事でちょっと意外でもあるし楽しみなデバイス。内容的には、腕輪見たいなセンサーが使用者(子ども)の動作をセンスして、そのデータをiPadが受信すると、リアルタイムに設定されている音響を出力するという、結構単純なもの。でも、単純だから、子どもなんかには受けるんでしょうね。
仕組みと言うか組合せを見ると、Wiiなんかにもあるんですよね、こういうものは。でもWiiの場合、手元のリモートコントローラーは少し大きめのサイズだし、ゲーム中心の内容だから、子どもが利用するにしても少し年齢層が高そう。それに対して、このMoffの場合は本当に単純な音響効果を出すだけ(仕組みはよく考えてありますよね)だから、低年齢層には逆に受けそう。
面白いなと思うのは、iPadを情報端末とかグラフィック端末のような目的ではなく、単に音を出す「音響装置」として(しか)使っていること。我々がiPadやTabletを使って何か新しいものを作ろうと考えると、兎に角便利なもの考えたものを作りがちだけで、そう言うのって作る側の自己満足も多くなりがち。こういう割り切りが出来るのって、やっぱりある意味才能だと感じます。こういう捻り方って、同じエンジニアとして一寸やられたなと悔しい感じ。
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