昨日日曜日のお昼(US EST 午前2時)からDSTが始まり、これまでの時差(東部標準時)-14時間がが1時間縮まり-13時間に。理想を言えば、-12時間になってくれると朝晩をひっくり返すだけで時間の計算が楽なんですが、そういうわけにはいきませんね(笑)。それでも、朝晩の差が1時間なので、これまでの2時間差よりも電話会議の予定が少しだけ楽になるのが朗報か。2時間差だと、向こうの朝・こちらの夜だと確実に真夜中を過ぎるし、向こうの夕方だとこちらの早朝になりますから。
日本でも度々話題になるこのDST(日本では「サマータイム」)ですが、元々国内で時差のあるアメリカだからこういうこともそれ程抵抗なく出来るんだろうと思います。それでもアメリカ国内の地域によってはDSTを採用しているところもあるので、ややこしい。国内線の乗り継ぎの時なんかは要注意ですよね。で、日本でもDSTを採用すべきかどうかと言うは無しが何度も出てくるわけですが、個人的にはやらない方が良いんじゃ無いかと思います。一つは、アメリカの場合元々も仕事のメリハリというか昔は午後3時とか4時とかにはもう帰り出す人も多かったので、午後の明るい時間が延びるのは嬉しいけれど、日本の場合は6時とか7時とか決まった時間まで仕事するのが当たり前ですからね。裁量労働制がもっと普及してくれば、また事情は変わってくるかもしれませんが。
もう一つは、社会基盤として定着している今の日本のインフラに組み込むイニシャルコストをどう判断するか、ですよね。例えばWindows OSにはDSTの機能は入っているけれど、それを一斉に切り替えたり整合性を取るような事って今まで経験していないわけだから。さらには、国外の国との時差調整もありますよね。一番影響を受けるのは航空業界でしょうか。あと、メジャーな地域、USとか欧州もDSTを使っているわけで、どのタイミングで日本が切り替えるにしても差が生まれます。その間の混乱とまでは言わないけれど、繁雑さを考えると今あえて採用する理由になるかどうか。
会社に新幹線通勤する金曜日の朝は、大体6:30頃に自宅を出るのですが、さすがに最近は結構明るくなってきました。でもDSTを採用すると今の5:30頃が6:30になるわけで、そうなるとまだ結構暗いんですよね。USに仕事で居た頃は、DSTが始まるのも終わるのも何度か経験したことがありますが、DSTが始まると、さすがにこの時期の一時間繰り上げは大きくて、前日までとは周りの様子ががらっと変わるんですよね。あれは違和感ありました。いずれにしても、暫くは電話会議の予定に注意しないと。システム上は自動的に補正されるんだけど、やっぱりそれまでの経験で間違えちゃうんですよね。注意しないと。
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