2014年1月26日

やけっぱち

冷凍食品メーカー、アクリフーズでの農薬混入事件は、工場で働く契約社員の犯行として昨晩逮捕されました。まだ詳細は捜査中ですが、契約期間8年という言ってみればベテランの部類に入る、しかも50歳近いそれなりに分別もあるだろう年齢の人の犯行というのがビックリ。ベテランだから、作業工程の盲点も分かっていただろうし、犯行実行者としてはなるほどなと思うけれど、報道による犯行動機が「給料の低さ」と言っているのに、こんな事件があれば工場の操業も停止するだろうし、それで自分の給料が上がると思っていたのだろうか。

内部犯行者の逮捕と言うことで、アクリフーズと親会社のマルハニチロHDの社長が引責辞任する事にもなってしまい、会社としても大きな騒動になったわけですが、余りに大きな事件になってしまったなという印象です。後は、製造システムとして異物を持ち込むことを排除していた行程に、どう言う盲点があってこう言う事件が可能になったのか、それを早急に解明して対策して欲しいですよね。

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