2013年12月12日

Office2013にアップグレードしてみた

仕事で使っている社内システム(パソコン)には、標準ソフトの一つとしてOffice製品(Outlook、Word、Excel、PowerPoint)が入っているんですが、一括ライセンスの関係などで、社内システムを受け取った時期によってOffice2007系とOffice2010系に分かれています。自分はOffice2007を使っているんですが、実はOffice2010からリボンベースの使いづらいI/Fに変わったので、意図的にOffice2007を選択したということもあります。で、諸般の事情から先行してOffice2013を使って人柱になれと言う話が降ってきて、仕方なく先日アップグレードをしました。

Office2007の特にOutlookの移行に手間取りそうだったので、まずは一連のバックアップをとり、Office2013を入れるスペースもあることも確認してからOffice2013のインストーラーをスタート。そしたら、「アップグレード」と言うボタンが現れます。何かと思ったら、新規にOffice2013をインストールする事はするんですが、既存のOffice製品の設定などを引き継いでインストール(アップグレード)してくれるみたい。で、ディスク容量の関係もあるしOffice2007は全て削除して、Office2013をインストールする事にしました。インストール作業自体はあっけないくらいに直ぐに完了。Office2013からは、これまでのファイルを個別に導入するような形では無く、一つのランタイムの形で提供されて、実行時に必要な部分を読み込むようなデザインに変わっているので、言ってみればファイルコピーだけで終わるからでしょうね。その分アプリの起動時には読み込み時間がこれまでよりも長く掛かるので、ちょっと苛っとしますが。

で、一つ感心したのが、Outlookの設定をちゃんと引き継いでくれて、直ぐにこれまで同様のメール送受信が出来るようになっていたこと。結構これまでは設定を再度入力したり面倒だったので、これは好印象です。でも、ウンザリするのがデフォルトで自分や相手の顔写真があちこちに出てきたり、起動時にサンプルファイルのリストが先ず表示されりして、うざったいこと。人物情報をオフにしたり、起動時のスプラッシュを起動しないようにしたり、結構あちこちの設定を弄るのが面倒です。全く、見た目だけ良かれとして自己満足で入れると、どこかのOSみたいに転けるんだから(マテ)。

次にイライラするのが、リボンの存在。画面上かなりのスペースを占有して、しかもよく使う機能は別々のリボンに分散していたりするので、あちこちリボンを綴じたり開いたりしなきゃいけなくて面倒。これも、クイックアクセスバーによく使うアイコンをアプリ毎に設定していくんですが、なんでこう言う面倒な事をユーザーに押しつけるかなぁ。テンプレで、Office2007互換設定とか作ればいいのに。全く自己満足な設定はどこかのOSみたい(以下自粛...)。

さらにイライラすると言うか慣れないのが、Office2010位から変わった、薄淡い系の配色。ソフトな感じを出したいんだろうけど、年寄りの目にはコントラストがはっきりしなくて使いづらいです。「Officeテーマ」から変更は出来ますが、デフォルトの「白」に「薄い灰色」と「濃い灰色」しか無くて、しかもこれで変わるのはツールバーやナビゲーター部分だけだから余り意味が無い。Windows8になり、アイコンなどもシンプルに且つ配色を抑制したようなフラットな感じのI/Fにしてきたので、それに合わせているのだとは思うけれど、そのWindows8が不評な... (以下自粛...) 例えば洋服にしても、淡いパステル調のものが良い場合も有るし、かちっとしたメリハリのきいた配色が良いものもあるわけで、重要なのは個人の好みや目的でそう言うものを着替えることが出来ると言うこと。私はアプリやPC環境の移行の時に出来るだけ手間を掛けないように、基本的にアプリはデフォルト設定で使うようにしているんですが(自分の設定をエクスポートしても、それが使えない場合(昔はよくあった)や、そのファイル自体がどこかに紛れてしまって見つからないことがよくある)、このOffice2013はそんなこと言ってられないくらいカスタマイズが必要に雰囲気でちょっと疲れています。

1 件のコメント: