誠Styleの記事から、「あの」堀江氏を中心にミシュランを超えるグルメアプリ「TERIYAKIキュレーター」をプロデュースしたとの話。いろいろ批判もあるミシュランだけど、もう80年以上の歴史があるミシュランといきなり登場したグルメアプリを比較するのはどうかと思うけれど。
この手のアプリとしては、一番身近なところでは「食べログ」でしょうか。それまでの、「ぐるなび」とか「ホットペッパー」などのような、店舗側登録制のアプリと違って、ユーザー評価式のアプリなので信頼性は高いと言われていたけれど、結構成りすまし問題もあったし、個人的に一番感じるのは「ユーザーの違い、ばらつきによる自分との偏差」です。
例えば食べログだと、実際に訪れた(多分-笑)ユーザーが幾つかの内容で評価するわけですが、例えば料金については同じ「3,000円」でも高い・安いの感覚は異なるだろうし、味についても味覚や好みは千差万別なわけで、これも100人が「美味しい」と言っている料理でも、私のようにその中に牡蠣とか納豆が入っていれば100%却下なわけですし。実際、自分が実際に訪問した事のあるお店の評価を見ていると、「???」という評価が結構あります。総体的に、安くてボリュームがあってお味そこそこというお店の評価が高いみたい。自分のように、もうボリュームやこってり感は求めないので、少しずつ沢山の種類の美味しいお料理を食べたいみたいなカテゴリーの人にとっては、殆ど役立たない情報になってしまっています。精々、新規のお店発見用リストとか、急いで食べたい時に身近なお店発見リストというのが今の役割かも。
で、最初の「TERIYAKIキュレーター」ですけど、なんかネーミングがなぁ... あと「美味しいお店」は良いんだけど、本当に欲しているのは「自分に合ったお店」なんですよね。味の志向にしても、雰囲気にしても、ジャンルにしても、価格帯にしても、さらには入りやすさとか立地とか。そう言う好みを上手くリサーチしてDB化して、お店本位のリスト化ではなく個人の嗜好ベースのリスト化をしてくれたら言う事無いんですけどね。「味の絶対評価」という指標はあって良いと思います。ただ、それを元に一回だけ来てくれるお客さんが増えるよりは、自分の好みにあったお店が見つかる「味の相関評価」みたいな指標が出来たら、多分多くの「食い道楽」がハッピーになれそう。
0 件のコメント:
コメントを投稿