2013年9月20日

延髄反射の国

先日、東北関東8件の水産物(中には、水産物がない県もあったけど)を全面輸入禁止にした韓国ですが、今度は日本からの水産物輸入を全面禁輸にするかもという記事。素朴な疑問として、日本から輸入されてくる水産物はブロックして、日本海とか太平洋側で自分達の国の漁船が収穫している水産物はOKなのか? それに、水産物に関して言えば、仮に放射性物質が海に入ったとしても、海水による希釈効果が期待出来るからまだ影響も軽減されると思うけれど、そう言う希釈効果が無いような陸産物は輸入するのだろうか?

普通ならば、震災直後に日本でも行われたように、食品の放射線量を個別に計測して安全性を数字で示すのが一番確実かつ分かりやすい方法のはずなんですが、なんでそれをやらないのか。結局国民性として、そう言うことをやっても信頼できないと言う事もあるだろうし、そこまで手間暇掛けて商売したくない、という気持ちもあるんじゃ無いだろうか。だから、なんの脈絡も無く「輸入禁止」とか「全面禁止」なんていう一番手っ取り早い方法に行くんじゃ無いかと思います。そう言うのって、彼らの日頃の行動とか態度を見ていると凄く分かる気がします。勿論、全ての国民がそうだと言うつもりは無いけれど、全体の傾向として多分に感情的というか考える前に手が動くという感じなんですよね。

それって、今回の事以外にも、例えば歴史認識の話にしても、最近の日本に対しての様々な行動にしても、当てはまることで、そう言う相手に対して説得するって無理なんですよね。可能そうなのは、相手に好きなだけ暴れさせて疲れて倒れるのを待つのが精々。ただ、暴れてその影響がこっちにまでとばっちりで来るのも迷惑なわけで、それに対して昔は「仕方ないかな」と諦める気持ちの日本人も多かったけれど、最近ではもう堪忍袋も爆発寸前という人が増えているんじゃ無いでしょうかね。理性とか数字で動いているわけじゃ無いから、もう自分で自分を止められない・理解出来ない・何をしているか分からない状態に入っているわけですから。

所で、こんな状態だけど、日本から韓国、韓国から日本に旅行する人の数もそれなりに多いわけで、その時に持ち込まれる食品とかはどうするんだろうか。食品に対しての不安を理由に禁輸にするなら、当然個人レベルでの持ち込みも禁止しないといけないわけですからね。こう言う話を聞く度に思うんだけど、日本にいるあの国出身、あるいはあの国の国籍を持っている、あるいは本に帰化した人達って、どう思っていたり感じていたりするんでしょうね。元も含めて、自分の国の人に「もう少し落ち着けよ」と言ってあげたい気持ちなんだろうか。結構、日本に馴染んでいるから、日本人的な覚めた目で見ているのかもしれないけれど。

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