2013年1月26日

ダブスタ

昨日の話の続きでは無いけれど、アルジェリアの事件を考慮して、日本テレビの番組放送を中止したという記事。理由は、ストーリーの中で人質に爆弾入りベストを着せる場面があり、それがアルジェリアの事件を連想させるからということらしいけれど、それならなぜ故に被害者の実名報道にこだわるのだろうか。汚いと思うの場、放送局は決してそう言うことは言わないんですよね。あくまで番組編成の理由としか言わない。それなら、砂漠の場面が出る番組はどうするのか、大規模なプラントが登場する番組はどうするのか、アラブやイスラムが登場する番組はどうするのか、はたまた横浜の日揮が入っているランドマーク周辺の様子が登場する番組はどうするのか。散々、事件に関することは、一日中放送しているのに、単にそれを「連想するかもしれない」番組を中止するのが「配慮」であるなら、事件の核心とは関係無い被害者周辺の様子をこれでもかと放送することに関しての「配慮」は無いのだろうか。

ところで、昨日の羽田空港での放送では、駐機場に関係者が行き、遺体に献花をしていましたが、あれだってわざわざ搭乗者のプライバシーに配慮して隠すくらい何だから、政府専用機をそのままANAかJALの格納庫に移動して、その中でやれば良かったのでは。多分推測だけれど、メディアからの要求で駐機場所にしても外から撮影出来る場所を選び、献花の場面にしても各社が撮影出来るように、ああいった場所でやったんじゃ無いかと邪推してしまう。

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