2012年8月21日

訃報

昨日、突然の訃報を受け取ります。前の会社の同僚であったK氏の訃報。休暇を取り海外に旅行中に、突然頭痛を訴え現地の病院に入院するも、治療する間もなく亡くなられたとのこと。スポーツマンと言うわけでは無かったかもしれないけれど、それなりに運動もしていたと思うし、不健康なことをするわけでは無く、こういう突発的な事とは最も縁遠い人のはずなんですが、そう言う人に限ってと言う事なんだろうか。

彼はいわゆる帰国子女で、英語はぺらぺら。と言うか、考え方(カルチャー)も「アメリカ人」的な人です、勿論仕事も出来るし将来を嘱望された人。私が海外出張でUSに滞在していた時、よく現地で一緒になり、仕事や日常生活でいろいろと助けて貰いました。年齢は自分よりも5~6歳年下だったかな。日本にいるよりは、アメリカに居るときの方が生き生きしていたような印象があります。US出張中のあるとき、週末の連休を利用して、当時弟さんが住んでいたBostonに行くという話をしたことがあります。当時、Bostonなんて歴史の"Boston Tea Party"位しか知らなくて、帰ってきてから様子を聞いて「良い街ですよ」という話を聞いて、それでBostonへの興味が沸き、それがその後何度も通うことになる切っ掛けでした。

一番大きかったのは、「アメリカ人との仕事のやり方」を見せて(教えて)貰ったことでしょうか。日本人的な「あ・うんの呼吸」では無く、定量的に話をして相手を説得する。と言うか、日本人的感覚では「喧嘩売ってる?!」という雰囲気の中でも、自分の意見の正当性を具体的に説明して、相手よりも有利な点を見せることで、議論の結論をうるという方法は、最初は慣れなかったけれど、何度も見て聞いて試してみることで、自分なりのやり方を身につけたように思います。

会社の後輩ではあるけれど、いろいろなことで影響を受けたエンジニアの一人でした。本当に残念です。これまでも、同期・後輩・先輩でお世話になった人が急逝してしまい、何ともやりきれない気持ちに何度もなりました。まだまだやりたいこと、楽しみにしていたこと、追いかける夢も沢山残っていただろうにと思うと、残念としか言いようがありません。最近思うんですが、彼らがやり残したこと・やりたかったことを、少しでも自分が前に進めてあげる努力をする、実現する努力をすることが、彼らを供養する一番の方法では無いかと。そんなことを感じるようになりました。

合掌。

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