2012年4月3日

雲散霧消

docomoが国内外メーカー5社と、通信機器向け半導体の開発販売を行う合弁会社設立を表明したのが、去年の年末。純粋な「日の丸会社」ではないけれど、低迷する国内携帯メーカー浮上の一助になるかと期待していたら、あっという間に解散。大きな話だっただけに、本当にあっけない幕切れですよね。たった3カ月なのに。これだけ大きな話だし、参加するメーカーも日韓の一流どころだから、それなりに根回しなり合意なりした上での年末の発表だったんじゃないのか? で、こちらの記事によると、技術の海外流出を恐れて国内メーカーが合意できなかったと書かれているんですが、まぁそれって最初にこの話を聞いたときにだれものが心配しただろう話だから、当然だと思う反面、それならなんで入れたのよと小一時間。

企業合併、事業統合と言う話は、同じ会社・グループ内同士であっても難しいものですけど、こういう国際的な規模になると、よほど当事者同士の利害が一致しないと現実的には買収以外の方法では無理かもしれないですね。

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