2011年12月15日

後に残る物

子供頃によく読んだ書籍の一つに「偉人伝」というものがあって、例えばアメリカの初代大統領のジョージ・ワシントンの桜の木の逸話とか、エジソンの発明物語とか、そんな話をいろいろ聞きました。で、それなりに成功した人って、やはり自分なりのそう言う業績を何らかの形で残したいとか、あるいは年齢を重ねるとともに自分の回顧録あるいは備忘録のようなものを書き始めることが多いようにも感じます。

最近では、こういったBlogやWebに日々の記録を残すことが普通になってきていて、日々の記録どころか毎時記録を残すことなども。でも、そういった記録は不幸にして本人が亡くなった後も残るわけで、こういう話はよく聞きます。物理的な、例えば手紙やはがき、あるいは書籍や衣類ならば、それなりに判断して処分することも出来ますが、例えば電子メール、電子アカウント、ネット上のデータとか、ある日突然オーナーがいなくなってしまった場合どうなるんでしょうね。家族ですら知らない場合もあるだろうし。以前も同じような話が話題になったときにも、一斉にそう言うデータを削除する・消去するようなサービスが出来るとか、一定期間以上オーナーの更新がなければ事故消去する仕組みだとか、そう言う物が必要になるかも。

一方で、リンク先の記事のようにオーナー亡き後もその存在価値が生きている場合もあるわけで、そこは無下に問答無用で削除すればいいというものでもないし。これからのネットワーク時代の、何かテーマになるかもしれませんね。さて、自分の場合はどうしよう...

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