少し前に三菱重工業へのハッキングが話題になりましたが、同じような時期に国会へのハッキングも合ったという記事。仕事柄、この手の話題には敏感にならざるを得ないんですが、それ以上に今の社会はネットワークシステムを前提に、様々な電子情報で社会基盤が構築されていますから、これまで以上に中が必要になるのは、何も大企業や政府だけでなく一般の家庭でも同じですよね。
とは言っても、個人的に不思議なのは、三菱重工業のサーバーにしても国会のサーバーにしても、普通の企業サーバーよりは厳密な検疫システムを導入していただろうし、そういう環境をすり抜けてくるウイルスというもね。ある意味興味深いですけど、となると犯人はそれなりの技術なり意図を持っていたのは明らかですから、単におもしろ半分と言うことは無いでしょうね。で、その「仮想犯人」は多分「漢字の国」だろうから、日本は「漢字情報」をもっと慎重に取り扱えとアメリカからクレーム出てきたというのも、半分は笑い話のような話。「漢字」とは言っても、日本の場合中国(あっ、書いちゃった)の簡体字とは違うし、さらには平仮名・片仮名も混じっているし、また文法も違うので、それなりの知識がなければ日本の文章をそのまま読めることも無いと思うんですが。アメリカ人が同じような文字を使っているフランス語やドイツ語をそのまま読めるかというのと同じような感じでしょうか。
こういうハッキング被害が発生した場合、その企業や団体にとって余り好ましい状況ではないので、外部には実際の被害規模とか内容とかは知らされないことが多いわけですが、これからの時代では啓蒙の意味も含めてもう少し真剣に考えないといけないかも。例えば、交通事故が多かった以前は「交通(事故)戦争」なんていう言葉もあって、ニュースなんかでも前日の交通事故の死傷者数とか、年間の死傷者数なんていうことを、結構頻繁に報道していました。今は、「昨日の感染件数」みたいな情報を日々流さないといけないかも。でも、結局は最後は本人の自覚しかないし、それでもとばっちりで影響される事も避けられないので、それに対しての被害防御とか対策の準備もしておかないと。これも時代の流れなんですよね、ほんと。
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