市のホームページをFacebookに移行したという、佐賀県武雄市。当然URLはFacebookベースのURLになるわけだけど、大丈夫なんだろうか。いゃ、市長さんが交替した時とか、他の自治体との整合性とか。少なくとも市のホームページはそのままにして、別の切り口、別のエントリーポイントとしてFacebookを活用することを考えた方がいいんじゃないかと、私は思うんだけど。例えば、地方自治体のホームページなら、転入・転出の手続き方法、ゴミの出し方処理方法、問い合わせ先、等、そこで生活する上で最低限必要な基本情報については、全国どこで同じフォーマット、同じI/Fで掲載してほしいんですよね。結構、自治体毎にデザインやフォーマットが違うので、なかなか探すのが大変だったりします。そう言う共通部分は合わせて、それ以外の例えば特産品紹介とか観光案内とか、そう言う部分は市の独自性を出して貰えばよいし。
時代の流れとともに、新しい技術やシステムがどんどん生まれてきて便利になり、それを利用してより付加価値の高いサービスを提供することは大切だと思う反面、それだけに集約してしまうのも困りますよね。今回は市長自らがFacebookやTwitterにはまっていてそれで採用したという話だけれど、確かにネットになじみのある人間にとってはFacebook/Twitterはそれほど難しい技術ではないけれど、でもそう言う人が必ずしも多くないことも事実。その当たりのバランス感覚みたいな物が、人ごとながらちょっと心配になります。多分、40代以上の人間にとっては「何それ?」状態じゃないだろうか。
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