震災が発生したのが二週間前の金曜日午後。その翌週一週間は安全確認のためオフィス閉鎖(在宅勤務)となり、今週からオフィスも再開されたので二週間ぶりの出社となります。いつものように朝、浜松駅に向かいホームでいつも使っているひかり号の入線を待っていると、心なしかいつもは非常に混雑している自由席の列も、心なしか短い感じ。指定席車両にしても、この時期は比較的すいている物の、それよりもさらに空席が目立ちます。実は、帰りの夕方のシートアサインをEX-ICで見ても、これまでよりもかなりすいている状態。やはり、東西の移動量が減ってるんでしょうか。
計画停電の影響で、首都圏の私鉄・JRの運行本数が減っているのは覚悟していたので、新横浜駅での新幹線からJR横浜線への乗り継ぎ、一つとなり菊名での東急東横線への乗り継ぎは相当の混雑を覚悟していましたが、実際に新横浜駅で下車すると予想外にすいています。菊名での乗り換えも、たまたま運が良かったのかこちらも予想以上にすいています。会社でいろいろ話を聞いてみると、昨日くらいまではけっこう混雑していたようですが、この日はたまたま運良く空いていたみたい。来週は、今のところ2回出てくる予定になっているので、また運良く空いている時間帯に当たればいいんですが...
駅によって状況が違いますが、エスカレーターが止まっているところが多いのは、今の時期仕方ないでしょうね。負担が大きい、上りは動いていても下りは止まっていたり、両方止まっていたり、両方動いていたり。あれは、駅の裁量で決まるんだろうか。会社の入っているオフィスビルは、1Fから3Fまで一気に上る長いエスカレーターがあるんですが、これは停止中。だから、皆さん少し先にある階段で3Fまで上ったりしているんですが、建物の反対側にある一階ごとに上るエスカレーターは何故か動いていて、こっちを使うと各階ごとに移動する必要はあるけれど立ったままで3Fまで上がれたりするのはちょっと変。
この3Fにはコンビニが入っていて、お昼のお弁当を購入するのが毎週の習慣なんですが、震災から2週間過ぎているのに、まだ空いている棚が多久あるのにはびっくり。もっと早い時間帯に出社した人達が買ってしまったのか、物流が回復していないのか分からないけれど、それほど震災の影響が大きくない個々でもこんな状態だとすると、都内とかが大騒ぎになるのは何となく分かる気がします。地元の浜松でも、何故かトイレットペーパーとかミネラルウォーターとか、そういう物だけ品不足になっているくらいですからね。復旧・復興のためにいろいろやらなきゃいけないことはあるけれど、まずは全員が普段通りの生活に戻り、そこからちょっとくらいの不便は我慢して少しずつでも被災地のために役立てるようにしないと、このまま空回りが続いてますます復興が遅れそう。まずは「平常心」を取り戻し継続することが、今誰にでも出来て一番必要なことなんじゃないだろうか。
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