2011年3月21日

空の棚

被災地からは勿論、計画停電など震災の影響を受けている首都圏からも遠く離れている浜松。ニュース等で見る、GSの長い行列も自宅近くのGSでは見ることもなく、でもレギュラーガソリンの小売価格が150円を睨みだしたのは、やはり原油の高騰もあるけれど全国的な物不足が原因なのかなと思うこの頃。ちょっと、そんな感じであまり震災の物不足の影響は受けていないと思っていたのですが、昨日スーパーに行ってビックリ。何故か、トイレットペーパーの棚と、カップ麺などのインスタント食品の棚だけが70~80%位空になっていたから。別のスーパーに行っても同様で、後は缶詰類も少なかったけれど、それ以外の生鮮食品だとかは普通に並んでいるのに。

好意的に考えれば、こちらで物資を購入して震災地域に送ってあげているのかもしれないけれど、個人で個別に送るシステムもまだスタートしていないだろうし、そういう部分は行政に任せた方が良いように思うんですが。群集心理というか、我々の世代だと、やはりオイルショックの時のトイレットペーパー騒動を連想させる光景です。まだまだ被災地の生活は不安定ではあるけれど、それを支える地域の生活まで不安定感を持っていてはどうにもならないですよね。個別に、知り合いなどから頼まれたならば仕方ないけれど、そうでないならばまずは自分の足下をしっかり見ないと。あと一週間もしたら、こういう状態も落ち着いて、自宅のトイレに山積みなったトイレットペーパーの様子に、ため息をつくようなことになるんだろうな。

0 件のコメント:

コメントを投稿