この週末から成田の離発着数が22万回に増加して、新しい航空会社も就航。とは言っても、中東方面3社と中国(マカオ)1社という、多分自分には殆ど関係ない場所なので、余りありがたみはないかも。とは言っても、前原大臣の「羽田ハブ化」発言に刺激されてか、これまでは24時間運用に否定的だった空港周辺自治体も、運用時間の延長を検討するなど、危機感から対応を検討している様子。確かに、成田が24時間運用になり、フライトスケジュールに余裕が出来れば利用者としては嬉しいけれど、成田への移動手段を考えると、羽田ほど24時間運用にこだわらなくても良いような気もしますね。深夜・早朝でもう一時間ずつ延長するだけでも、結構違う気がする。
以前から「成田は遠い」と言われてきたけれど、自分としてはNEX、スカイライナー(スカイアクセス)、リムジンバス、さらにはJRや京成の在来線もあり、時間とお金はかかるけれど決して不便じゃないような気がします。時間にしても、東京から55分。確かに30分位でアクセス出来れば楽だけど、例えばシカゴの場合、ダウンタウンのループあたりの駅からCTAで空港にアクセスすると、やっぱりそれくらいかかります。距離は近いけれど、各駅停車ですからね。NEXも、今は30分に1本だけど、せめて20分に1本、出来れば15分間隔でサービスしてくれると、便利なんだけど。だから、都心から成田への移動に関しては、余り不満は無いけれど、早朝とか夜遅くになってからガクッとアクセス手段が減ってくるのが唯一の不満でしょうか。都心から遠いという事で仕方ない部分もあるけれど、そのあたりも考えないと単純に空港の運用時間を延ばしても利用数は伸びないでしょうね。これは羽田が24時間化しても同じ事ですが。
個人的には、金曜日の夜仕事を終えてから成田に向かっても利用出来るフライトをもっと増やして欲しいですよね。時間帯で言えば、夜の9時とか10時位に出発する便。US方面なら、西海岸だと午後早いくらい、東海岸だと夕方から夜にかけての到着になりますが、ニーズはありそうな気がします。何点は、日本の航空会社は機材繰りで何とか出来るけれど、基本的に成田にターンアラウンドする海外の航空会社はスケジューリングが面倒になりそうと言うこと。でも、JALとかANAは、週末や休みの前の夜便だけでも飛ばしてみたらどうだろう。もっとも、現行のフライトでも乗客が埋まっていないならやるまでもないですか。今年後半は羽田からのUS行きフライトも期待出来るので、一度は試してみたいですね。
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