成田空港の発着枠増加分のうち、国内航空会社分約1万回をANAに振り分けると言う記事。JALにとっては、攻めの経営も必要だけれど、今はじっと我慢して無駄な部分をそぎ落とす時期と言うことでしょうか。その中に、地元静岡空港からの撤退も含まれるのは痛し痒しだけれど。
年間1万回というと、単純計算で一日あたり27便の増加。幾つかは国内空港への接続に使うとしても、仮に半分を新規の国際線路線に振り分けるとして、それ程ディスティネーションが埋まるんだろうか。今のスケジュールをざっと見て、ヨーロッパ方面は少ないかなとは思いますが、ほぼ埋まっている感じです。アジア方面を中心にと記事には書いてありますが、さらにどこに飛ばすんだろうか。韓国や中国にしても、今は飽和している印象なんですけどね。例のオープンスカイ協定で、来年もしかするとUA/CO/ANAの共同会社が誕生するかも知れませんが、その時にはこの発着枠増加でUSへの路線が充実してくれると、個人的には嬉しい。
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